ワタミの総会
今日、ワタミの株主総会に行ってきた。この会社は毎年、土曜日に総会を行うため、私自身仕事の都合でなかなか行けずにいて、5年振りの出席です。
前回出席は2002年で、あの時の会場は、浦安の東京ベイヒルトンホテルでした。
いつの頃からか、両国国技館に会場が変わりましたが、株主数が増えたためだと思います。
受付を済ませて、館内を散策後、西側の2階席に着席。
14:00に総会が開始され、颯爽と渡辺美樹社長が現れてあいさつ。・・・相変わらずのイケメン社長です。
社長曰く、「本日は株主と会話ができる貴重な時間ととらえ毎年楽しみにしています。」
「心ゆくまで、皆さんの貴重なご意見を賜りたいと思っておりますので、ここの会場は念のため、夜9時まで押さえてあります。」・・・(ここで会場内:笑)
早速、コムスンについての説明をされて、「我々は3年間、介護事業で培ったノウハウがある(新規参入組には負けん)」、「ニチイ学館が取ると大手なので、競争の原理が働かなくなる懸念がある」、「入札競争に巻き込まれる様なことはしない。執着はなく、我々が取れなかったとしても、介護業界全体が良くなればそれでいい」といったことを熱く語っていました。
なお、本日のプログラムは、以下の通り
1.株主総会(開会のあいさつ、事業報告、質疑応答、決議)
2.ワタミの介護事業の紹介(30分のビデオ)
3.休憩15分
4.経営説明会(経営説明、質疑応答)
先ず、事業報告はスライド(パワーポイント)で説明。
外食事業はほぼ前年並みであるのに対して、介護事業は前年比、売上約1.5倍、利益約7.8倍と大きく伸びていて、外食と並ぶもう一つの柱になりつつある様です。・・・元々、介護をやりたかったと5年前も語ってたからねぇ。「祖母に育てられたから老人臭(老人独特の臭い)が好き」と。
事業報告の後は質疑応答、質問の内容から、遠方から来られている人も結構いてはるようです。(少なくとも愛知から2名)
決議の後、15:30で総会は終了。その後、介護事業の紹介(30分のビデオ)、15分の休憩。
ここで退出される方が多数(遠方からの人も多いでしょうからねぇ)
升席が空いたので、移動しました。
定員4人の升席を一人で使用。くつを脱ぐので、ゆったりできます。
16:20からの経営説明で印象が強かったのは、主力の外食は、海外(中国、香港、台湾)が好調(日本食ブームらしい)であること。
現地では、和民はオシャレで美味いとかなり人気があって、「日本への旅行で行きたい所がディズニーランドか和民」と言われている位、スゴイ人気です。と語っていた。
でも、和民は日本から食材を送っていることもあり、価格が高めで、そのため、1回目のデートで使われる店であって、2回目以降は来ていただけないといった状態になっており、それを解決するため、「和亭」という現地食材を使った新業態の店を新規出店する。とのこと。
一通り経営説明会が終了すると質疑応答ですが、5年前と比べて明らかに年配者からの質問が増えています(介護事業のお蔭でしょうか)、マダムからは応援メッセージあり~の、「内の奥さんも渡辺社長のファンです。」といった男の人の発言もあり~の、モテモテ社長です。
18:00過ぎになってもまたまだ手を挙げている人がいてなかなか終わりそうにないので、私は退出しました。
急成長するような会社では無いが、コツコツと少しずつ目標達成していっているのが分かる(介護の成功、など)、もう少し持ち株数を増やしてみるか。・・・将来、介護でお世話になるかも知れんし。
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