2009年5月-北海道旅行・JRバス松前さくら号で松前へ
2009年5月3日(日)、北海道旅行2日目。
この日は、朝から松前にバスで出かけました。
JRバス松前さくら号。函館-松前往復で2000円。別にJRの乗車券を購入済である事が購入条件です。
価格がリーズナブルなので、ただ行くだけかと思いきや、バスガイドの説明付きでした。
ここで、函館~松前の位置関係を確認。みなみ北海道の地図。
松前は、函館から南西方面。片道95km。
途中、北斗市、木古内(きこない)、知内(しりうち)、福島、白神岬、といった場所を通ります。
バスの出発と同時にバスガイドの案内が始まります。
函館を出て直ぐに七重浜(ななえはま)という所に。
海水浴場ではありますが、昔、青函連絡船「洞爺丸」の海難事故があった場所。慰霊碑が建っています。
ここ百年間で世界で2番目に犠牲者が多く出た海難事故だそうです。(最も多かったのがタイタニック号)
この事故をきっかけに、青函トンネルの建設が始まったのだとか。
・・・勉強になるなぁ。。。φ(.. )
さらに進むと、北斗市に入る。かつては上磯町と呼ばれていた所だそうです。
太平洋セメントのセメント積み出し桟橋。
遥か向こうに臥牛山(函館山)が見えます。
この辺りの家の屋根にはセメントがうっすらと積もるのだそうで。。。
でも、誰も太平洋セメントに文句を言わないのだとか。。。
なぜなら、納税や雇用で地域に貢献しているから。
さらに進んで、「渡島当別」(おしまとうべつ)
写真には写っていませんが、ここは、男爵資料館やトラピスト修道院があります。
男爵資料館・・・その昔、川田龍吉男爵という人がいて、英国から取り寄せた「いも」をここにある自分の農場で育て、それがやがて北海道、全国に普及していったそうな。。。そして、彼の偉業はいもだけでは無かった。
トラピスト修道院・・・函館にはトラピスチヌ修道院という有名な女子の修道院がありますが、こちらは、男子の修道院。・・・ホンマ、勉強になるなぁ。。。φ(.. )
渡島当別からしばらく進むと、サラキ岬。
サラキ岬では、咸臨丸という明治初期の船が沈んだままになっているそうです。
サラキ岬からさらに進むと、木古内(きこない)。
コレは帰りのバスでの写真です。行きは停車しませんでした。
木古内駅は小さな駅ですが、コインロッカーありましたよ。
木古内の先は知内(しりうち)。
知内と言えば、サブちゃんの出身地。
北海道出身なので北島。
長男だけど、三郎。
毎年、お盆には、実家に帰省されているそうです。
年末は紅白出場で忙しいやろからね。
高校は、知内から函館へ、汽車に乗って、弁当2つ持って通っていたそうです。
汽車の中で弁当の朝食。
高校は八幡坂の上。
高校時代に出たNHKのど自慢をきっかけに歌手の世界へ。
函館ベイエリアには記念館があります。
いつかは、入ってみたい。
サブちゃんの話しはそれ位にして、道の駅しりうちでトイレ休憩(行きのみ停車)。
鉄道の駅と隣接しています。
ここから先、しばらくして、鉄道は地下に潜り、青函トンネルに続きます。
知内の後、しばらく、内陸部を走り、その後、再び海沿いに出て、福島町へ。
青函トンネル記念館があります。
そして、ここ福島町は、2人の横綱を輩出。
千代の山と千代の富士。
横綱記念館があります。
横綱が2人誕生した出身地は、今のところ福島町だけだそうです。
福島町の先は、白神岬。
北海道最南端。
太平洋の穏やかな波と、日本海の荒波が交わる所。
白神岬からしばらく進むと、松前町に到着。
函館からのバスの所要時間は、2時間20分。
ここからは自由行動。松前城と桜を見に行きましょうか。
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