2009年5月-北海道旅行・静内の日本酒居酒屋い炉り
2009年5月7日(木)、北海道旅行6日目。
静内二十間道路桜並木、桜舞馬公園の後は、レンタル自転車を返して、目星を付けていた居酒屋へ。
「い炉り」という店。
静内駅近くの繁華街入り口にあります。
ねじり鉢巻きが似合うご主人が店を切り盛りします。
日本酒の種類は80種類あるそう。
特定の店にしか出荷されない、幻の酒を飲ませてもらいました。
半端に残っていた量を注いでくれます。
出羽桜の桜花に似たフルーティーな味わい。
そして、じわじわと舌に味わいが伝わってきます。
山形の酒ですが、銘柄は伏せるよう、主人に釘を刺されました。
「山形に買いに行っても買えないからな!」(主人談)
二杯目。北奏夢(きたそうむ)。
釧路の地酒、福司(ふくつかさ)の銘柄。
米を醸した様な旨口、うまい。
三杯目。国稀(くにまれ)、北海鬼ころし。増毛(ましけ)の地酒。
増毛は、石狩市と留萌の間にある日本海側の町。
辛口、飲みやすい。
料理は、ご主人自信のあげ焼きを注文。それにつくね。
四杯目。〆張鶴のしぼりたて原酒。
スンゴイ芳醇で、飲み過ぎてしまいそうな味。
お店のお客は、馬産に従事されている人が多い。それに競馬ファン。
この日は、レックススタッドで働いている方が飲みに来られていました。
主人は馬券も少しは買われるそうで、壁に貼られたサインや写真を丁寧に説明してくれます。
私が競馬ファンであることが分かると、牧場が発行している種牡馬のパンフレットなど、一般には手に入らない貴重な資料を惜しげも無く私に譲ってくれます。
馬を愛し、酒を愛し、客を愛するご主人でした。
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