2010年1月・松本旅行・国宝松本城天守
2010年1月31日(日)、この日は朝から松本城の見学。
お城周辺の案内図。
昔はこの辺りに城への入り口、門があったらしい。
では、城へ。
松本城天守は、国宝に指定されている。
因みに、他に国宝指定の天守は、姫路城、彦根城、犬山城。
松本城天守、美しい。。見ていると異空間に引き込まれた様な感がします。
造られてから400年程経っている天守。(西暦2010年現在)
本丸広場の方へ行ってみましょう。入場料600円です。
門の中にも門がある。
昔の松本城の全景。
松本には坂が無く、典型的な平城です。
広大な敷地と二重、三重の堀で高い防御力を確保。
本丸広場から見る松本城天守。ホンマ、美しい。。
真っ黒では無く、白い壁もあるんやね。屋根にシャチホコもある。
松本城は、戦国時代に信濃を治めていた小笠原氏がここ松本平に深志城を築いたのが始まり。当時は、天守は無かった。
戦国の世が終わる頃、秀吉の命で石川数正が入封し、天守を創建。
その後、代々、藩主が代わり、明治の世へ。
・・・以上、もらったパンフレットより。
もっと寄ってみましょう。
屋根瓦の家紋が代々の藩主のもの。
上・・・丸に花おもだか・・・水野氏
中央・・・笹りんどう・・・石川氏
下・・・はなれ六ツ星・・・戸田氏
最も城らしい部分。石落とし、鉄砲狭間。・・・プチ城マニアはこういう所に目が行く。
石垣は、やや荒積み。・・・(この積み方は徳川の世より前のものやな)
こちらは武者窓。
時折、人が覗いてるのが見えます。
では、天守の中へ。
当然、靴を脱いでスリッパに履き替える。
国宝なのでエレベーターなんて無い、階段のみ。
天守の中の様子。
古い木と土壁に囲まれた空間。
中はひんやりしています。
城の階段。
城の階段は傾斜が急に出来ている。なので、足腰の丈夫な内に行っておいた方がいい。
中の展示物は鉄砲や大筒が多い。鉄砲の時代に造られた城ゆえと思われる。
5階。千鳥破風の内側が見える・・・三角のやつ。
当然ながら、上の階に行くに従って、空間が狭くなっていく。・・・謎の村雨城の世界やね(ファミコンのソフト)・・・上には何があるのか?ワクワクする。
最上階の6階。畳二十畳くらいの広さでしょうか。
松本城は5層6階。外から見ると5層だが、中は6階で、窓の無い階がある。
天守6階から東側の本丸広場を望む。区画は本丸御殿跡。
天守6階からの眺め。方角は北。
有事の時は、この天守から城内、城外の戦況をうかがい、作戦を練る。
外に出た。
既にお気付きと思うが、天守は1つでは無く、大天守の回りに小天守、櫓が配置されていて、渡り廊下で繋がっている。・・・複合連結式天守と言うらしい。
それゆえ、見る方角によって城の形が変わる。それが松本城の特徴。
よくぞ生き残った松本城。
松本は金沢と同じく戦災に遭っていない運のいい街・・・私も松本に来て運が付いたかな?
最後に、城の東側の二の丸御殿跡。使用人などが住んでいたらしい。
因みに夜はライトアップされている。9時まで。
お掘りに映る松本城も美しい。
国宝の城は歴史の重みを感じるね。次は彦根城かな。
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