2010年5月-青森・北海道旅行・弘前の郷土料理屋しまや
2010年4月30日(金)、弘前さくらまつりの後は、お城の近くにあった郷土料理屋でちょっと一杯。
その名は「しまや」
場所は、弘前市の元大工町。弘前城の追手門から弘前駅方面へ400mほど。
お目当ての「豊盃」があるある。(ホウハイと読む)
店内はカウンター席に、座敷、奥座敷。
カウンターの目の前の郷土料理を注文するも善し、焼き物や揚げ物を注文するも善し。
カウンターの前の郷土料理を「こっからここまで全部」って形で注文。
一人分を見繕って直ぐに出してくれる。
左上は身欠ニシン(みがきにしん)。ニシンの燻製の様な食べ物。
ここらいではポピュラーな食べ物の様で、必ずメニューにある。味が染み込んでいて歯応えがあって酒に良くあう。
酒は豊盃を注文。燗して飲むのが一般的だそうで、ぬる燗にした。
でも、燗だと味がも一つ分からんので、2本目は常温で。
・・・やや甘口で旨口、飲むと「ふっ」と疲れが取れる感じのする、そんな味わいでした。
こちらは、タラの芽とウドの芽。
旬のものだそうです。
口に含むと春の薫りが広がりました。
次は、鱈のじゃっぱ汁なるものを頂きました。
やや味が濃いかな、関西出身の私にとっては。
料理は、女将さんが勧めてくれる。
そして、よぅしゃべる。津軽弁で。
単語のイントネーションが全て尻上がり。外来語でも分け隔てなく。
・・・『ライトアップ』が別のものに聞こえたよ。
お手伝いの女の子は、標準語。北海道の江別出身だそうで。(江別は札幌の北隣)
北海道に移住した人達の祖先は、本州の真ん中辺りから移り住んだ人達だったのかと想像できる。・・・そう言う意味では、北海道より青森の方が関東から遠い?
お酒2本で店を出た。
目で見て、味わって、教えてもらって。観光客が手っとり早く津軽のことを勉強するには良い店やね、ここは。
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コメント
Twitterでお世話になっています、Tackです。
身欠きニシンはうちの故郷・稚内でも食べる機会がありますが、あれは干物です。
で、そのままだったら食べられないので、煮付けにしたり、砂糖醤油をつけて食べたりします。
>>北海道に移住した人達の祖先は、本州の真ん中辺りから移り住んだ人達だったのかと想像できる。・・・そう言う意味では、北海道より青森の方が関東から遠い?
我が本家は石川だったりします。中途半端に西日本方言が親族の中で残っていて何とも微妙。
実際のところ、青森は遠いです。(行こうと思えば夜行列車一本で行けるのに、行かない……)
ではでは、失礼しました。
投稿: Maksim Tack | 2010年5月26日 (水) 03時27分
たっくんか。
私もあなたのブログをたまに見ている。なかなかしっかりした文章で自分の考えも盛り込まれていて感心もするし、勉強にもなる。
北海道では身欠きニシンに触れることは無かったが今度探してみます。
投稿: たぁちゃん | 2010年5月26日 (水) 23時25分