2010年5月-青森・北海道旅行・現存天守の弘前城
2010年4月30日(金)、弘前公園の桜と並行して、弘前城を見学。
そもそも、弘前公園は弘前城の城郭内にありますから。
追手門。城の玄関口。
門の中にもう一つ門がある桝形門では無いけれど、大きくて立派な門。これで防御力を確保しているものと思われる。
史跡 津軽氏城跡 弘前城。
こちらが案内図。
城域は広くはないが、郭を幾つも区切ることで防御力を高めているものと想像できる。
門の他に、櫓も幾つか残っている。
城内にも要所要所に門を配置。その門もしっかりと現存。
天守が見えてきた。三層です。
ここはまだ内堀の外。本丸(天守のある広場)の外です。
コンパクトで質素な天守ですな。
でも、破風が美しい。(三角のやつがそう)
この質素な天守は彦根城に少し似ている。
彦根城の記事↓
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2010/03/20103--1233.html
本丸に入るには入場料が必要です。300円。
いざ、本丸へ。
本丸から見た天守。
そう、破風が無い。
なぜそうしたのか?
必要な所にだけ金をかける。わりきりというやつでしょうか。
石垣の高さも低い。
実は、当初は五層の天守であったが、築城から16年後に落雷で焼失。
今ある天守は、江戸時代に再建されたもの。
そして、日本に12しか無い現存天守の一つです。
その内、国宝指定は4つですが、弘前城天守は国宝では無い。
では、天守の中へ。
天守の中は、刀剣や城の模型などが展示。
実は土足で上がる。床や階段にはマットが張られています。・・・こういう所が国宝指定されていない点でしょうな。
最上階の3階からの景色。
屋根は、寒冷地特有の銅瓦。銅の錆び、緑青のため緑に見える。
松前城がそうでした。松前城の記事↓
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2009/05/20095--392c.html
ちなみに、金沢城は鉛瓦。金沢城の記事↓
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2009/07/20096--7a91.html
弘前城天守、質素ではあるがメリハリ付けた拘りを持つ天守。これが『じょっぱり』というものか。
弘前城は平山城に定義されているそうだが、坂は緩やか。
彦根城(平山城)と松本城(平城)の中間的なものと感じた。
松本城の記事↓
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2010/02/20101-fa17.html
最後に、城の一番高い場所から見た岩木山。初めて見る山。
でも、名前は子供の頃から知っている。
♪きーっと帰ってー、くーるんだーとー♪
♪おーいわーきーやまぁにー、手ぇーをふーれーばー♪
松村和子の帰ってこいよ。
あの津軽三味線と張りのある歌声、懐かしいぃ、、、もう、帰ってこないかな?
| 固定リンク
コメント