2010年8月-青森旅行・立佞武多の館
2010年8月8日(日)、五所川原での最大の目的地、「立佞武多の館」へ。(タチネプタと読む)
五所川原駅から10分以内の所にある。
館内の様子。隣には立ネプタも展示。
イキナリですが、有料ゾーンへ。
600円で異空間へ。そして、4階にワープ。
そう、本物の立ネプタが展示されている。
実際に祭りに繰り出すもの。
立ネプタは1年に1体ずつ作られていく。
さっきのは、最新の平成22年度作「又鬼」(またぎ)
それぞれの年ごとにテーマがある。
こちらは、平成21年度作「夢幻破邪」
キャラクターは鍾馗です。
・・・(陸軍の二式戦闘機ではなくて)
う~ん、素晴らしい、美しい。
4階から回廊で降りて行きます。
降りながら立ネプタを360度、違った高さから鑑賞できる。
祭りになると、あの矢印の向こうが開いて立ネプタが出陣するそうです。
回廊の壁には数々の説明資料。
青森県にはあちこちにねぷた祭りがあるそうな。
右下の地域にはねぷたがありませんねぇ。
三沢や八戸、十和田が位置する所です。
先程のマタギの裏側に来ましたよ。
立ネプタの高さは台座も含めて22m。重さは17トン。人形部分は15~18個のパーツで組まれている。
ここは、もう2階かな。
マタギは狼を抱えてたんやね。
ねぷた祭りは青森、弘前、五所川原が三大ねぷたと言われていますが。
黒石、田名部、平内といった所でも。
実に興味深い。
毎年1体ずつ作られる立ネプタ。最後は昇天。
なぜここまで高くなったのか。
昔は道が狭かったため、上へ上へと巨大化していったとのこと。
豪商の出現でどんどんと巨大化。
でも、その巨大化は大正まで。その後の電線の普及で、ねぷたは小型化へ。
しかし、昔のねぷたの設計図が発見されたことがきっかけで、電線の地中埋設化も相まって、平成10年に五所川原の人々の力で見事復活。
復活してからの歴史は未だ浅いんやね・・・これからもっとスゴイ作品が出てくる可能性があるってこと。
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