奥の松・純米吟醸かめぐち番
福島県、奥州二本松。そこから取ったと言われる「奥の松」
蔵元は奥の松酒造。
そこの、純米吟醸かめぐち番。
限定ということで、近所の業務スーパー河内屋で買った。
四合瓶で1,260円・・・限定にしては安かった。
濾過する前の酒なので、もろみなどにより白濁している。
「もろみ」とは何であろう?酵母の死骸やろか?
酒質は、精米歩合58%、日本酒度+3、酸度1.6
そして、生酒ということで、アルコール分17度とやや高め。
「かめぐち番」とは、、、
酒造りの最終工程で絞った原酒をかめに溜め、それが溢れないよう番をする蔵人。
そのかめぐち番が親方である杜氏の目を盗んで味わったものを商品化したものだと。
盃に注ぐと確かにやや濁ってる。
肝心のお味は、、、
生酒ということで濃い味わい。
そして、ちょっと舌の奥に引っ掛かる感覚アリ。
感覚的には昔に飲まれていたお酒かなぁといった味わい・・・あくまで想像ですが。
でも、生酒のフレッシュさがあまり感じられん。
悪くは無いが、私の好みの味とは少し違う。
要冷蔵ですが、冬のためか店では常温(10℃位と思うが)で店頭に並んでいた。
あとは産地からの輸送での揺れによる酸化、紫外線による劣化なども影響してるやろね。生酒は尚更敏感やし。
やっぱり、地酒は産地で飲んでこそかな。
追伸・・・あぁ~、でも美味しい。1杯目、2杯目はそうでもなくても、3杯目、4杯目と飲み進んで行くうちに美味しくなっていく酒がある。これはそういうタイプかも。深い味わいが段々と出てくるわ。
生酒ではないが、千歳鶴特別純米もそんなタイプ。
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