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2011年7月26日 (火)

2011年7月16日・京都ぶらぶら・島原→壬生→二条城

2011年7月16日(土)、神戸帰省の折に寄った京都見物の記事をUP。

先ずは、見学ルートの確認。
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碁盤の目となっている京都中心街の地図。
スタートは八条にある京都駅。
そこから、西の堀川通りを北上して西本願寺の脇を通って、「島原」という地区へ。
その後、JR丹波口の横を通り北上して「壬生」という地区へ。
壬生から四条通りを東へ、堀川通りに出たら北上して「二条城」へ。






先ずは堀川通り。
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左に見えるのは西本願寺。
親鸞上人の浄土真宗の寺の様です。







敷地が広く、建物もかなり大きな寺。
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西本願寺の北部には歴史的建造物が。
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この建物は、太鼓楼という建物であった。
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幕末の京都と言えば、新選組。
その新選組が一時期、屯所として使っていたのがこの太鼓楼とその近くにあった今は無い北集会所だそう。






西本願寺の北側を西に進むと、昔ながらの建物が見られる一角に出た。
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こういう記念碑もあった。皇紀二千六百年記念。
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きーんしかーがやくにっぽんのー♪
はえあるひかーり身に受けてー♪

現代ではもう使われていない年号。
西暦に直すと1940年。











更に先に進むと、何やら昔の門が。。
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横のしだれ柳がなんともおどろおどろしい。








これは、島原大門。
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島原とは、江戸幕府公認の花街。
正式地名は、西新屋敷(ニシシンヤシキ)。
現代では、この門と2軒の建物を残すのみ。






では、島原に潜入。
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中は背の低い建物が並ぶ住宅街。旅館や銭湯もある。








間もなく、歴史的建造物。輪違屋(わちがいや)。
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置屋と言われる芸奴を派遣する店だそう。








玄関には観覧謝絶の札が。今でも営業してるのかな?
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更に先に進むと、「長州藩志士 久坂玄瑞の密議の角屋」の記念碑。
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こちらも歴史的建造物。角屋(すみや)。1641年建立で重要文化財。
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揚屋と言われ、今の料亭にあたる店で、料理が振る舞われる。芸奴は置屋から派遣されてくる。







風情があるなぁ。
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この角屋自体は現在は営業していない様で、隣に「角屋もてなしの文化美術館」なるものがあった。







昔はガラスは無かったのでしょうね。
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時代劇に出てくる遊廓の様な、店の中から遊女が手招きする店かと想像していたが、実際にそういう業態の店がこの島原にあったのかどうかは不明です。






角屋はかなり広い敷地を持っていて奥行きもある。
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更に先に進むと島原の出口に。(出口側から撮った写真)
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昔はここに島原西門があったらしい。
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最後に島原全体の地図。
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これから見学に行く人は、島原大門や輪違屋、角屋の位置をこの地図で確認して欲しい。







では、次の歴史スポット、壬生へ。
さっきの島原の近くにJR丹波口という駅があり、これが目印。
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京都駅の隣駅になり、山陰本線に属する。

ここから線路に沿った道を北に進む。













しばらく歩くと、それらしき建物が。
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旧前川邸。新選組が初期の頃に屯所としていた所の一つ。
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今は、建物の一部が新選組関係の土産物屋となっている。







総長の山南敬助は前川邸で切腹してたのか。
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なお、土産物屋以外の建物内部は非公開でした。















旧前川邸の近くには、旧八木邸。
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こちらは見学可。
無料なのはここまでで、奥は有料1000円で解説付き。







八木邸は、新選組の初期の頃、主な屯所としていた所です。
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八木邸がメインで前川邸がサブといった所か。








ほぼそのままの状態で保存されている。
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奥の座敷で30分程、京都弁で歴史話を解説してくれる。なお、撮影は禁止。
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中は幾つか部屋があり、20畳程の大広間でみんなが座ります。
この時、観客は30人程いましたが、8割は女性。歴女か、新選組ファンでしょうか。

話の内容は、新選組の生い立ちから、終焉までで、特に、この八木邸での秘話、それに、芹沢鴨一派暗殺の夜の話に重点を置いて。

芹沢鴨一派は、普段からこの大広間を陣取っていて、暗殺された夜もここで寝ていたそう。
誰がどの位置に寝ていたかが記録に残っていて、「誰々はこの辺に寝てました」と畳を指差して解説してくれます。
隣の部屋に逃げ込んだ時の刀傷が残っていて、「角度から右利きです」などと解説。
「あなたが今おられる所、ここで力尽きました。」と芹沢鴨終焉の場所を解説。
まぁ、こんな具合に洒落を交えての解説。
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なお、二階は窓の構造上、全く使わなかったそうで。
・・・どうしてかは、実際に行って聞いてみてください。







解説の後は、外の土産物屋で、屯所餅と茶が振る舞われます。
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実際に隊士たちが寝泊まりした部屋でその歴史話を聞くのはおつなもので、興味のある人は行ってみてはいかがでしょうか。






八木邸見学の後は、二条城へ向かいます。
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壬生から四条通りに出る時に、嵐電に出会った。多分、嵐山から出てる電車。







歩いていると、お昼になったので、餃子の王将で腹ごしらえ。
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四条大宮にある1号店。
ここが王将発祥の地だそう。

中は、活気があって、それでいて接客は丁寧でした。さすが、1号店。











餃子は、他の店に比べて若干大きめであった。まぁ良い事ですが。
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焼飯と餃子を頼みましたが、1号店だからと言ってとびきりうまいという訳では無く、他の王将とほぼ同じ。まぁ外しは無いということですな。













では、見学の続きを。堀川通りを北上して二条城に接近。
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見事な櫓です。
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では、入城。入場料は600円。
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二条城の全域。二の丸と本丸に分かれている。
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入門して右側に冷房の効いた無料休憩所があるので、そこが空いていたら、先に休憩するのもいい。
観光バスで団体客が結構来るので。
それらの団体さんが休憩所に大勢入ってきたら、観光を始めれば良い。











では、二条城の目玉、二の丸御殿へ。
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国宝に指定されており、靴を脱いで上がる。
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建物中部は撮影禁止。
広さが千坪もあり、狩野派のふすま絵や欄間、天井の絵画などが楽しめる。中は風通しも良く意外と涼しい。
二つ前の平面図にあるように幾つもの建物が連結した造りになっている。

歴史の舞台となった、大政奉還の間なんてのもある。


二の丸御殿の後は日本庭園。
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外は暑かった。








二の丸の次は本丸へ。
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本丸には天守台があったがさほど広くは無かった。天守は無く広場のみ。
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天守台からの眺め。大文字山?が見える(禿げた部分)。
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そして、本丸には本丸御殿がある。
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こちらは国宝ではなく、重要文化財。内部は非公開。

因みに、二条城は徳川家康が建てた徳川家の城。主に将軍が上洛の際の宿泊所として利用されていた。
そして、二条城全体がユネスコ世界文化遺産に指定されている。



石垣も立派に残っていて美しい。
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午後4時には門が閉じられ新たな入城は不可。勝手口から出る。
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この後、京都を離れ、神戸に帰省した。
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丁度この日は祇園祭宵山の日で、祭り観覧の準備がされていた。ここは御池通り。
少し南にある四条通りが祇園祭のメインストリートだった様で、そちらを通れば山車と言うか鉾が見られたかも。

京都は、平安から幕末までの長い間の歴史の遺構を数多く残している興味深い町。
町も碁盤の目になっていて迷うことが無い。

また、神戸帰省のついでに寄るとする。今度は伏見辺りを歴史探訪するかな。

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2011年7月23日 (土)

下北ワイン・青森ロゼ

青森県の下北ワイン。
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720mlで1805円。















ラベルのアップ。
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5月に下北で買ったものですが、何故か前年12月の東北新幹線・新青森駅開業記念ラベル。














ワインの説明。
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スチューベンというぶどう品種から作られた甘口ロゼ。
7度前後に冷やして。


お味は、軽快な甘口で、ロゼということで奥のほ~うに微かな渋みを感じる。
パックワインの様な変な引っ掛かりもなくスルッと飲める。
うまい!








日本酒より低いアルコール分12度だが、こういう高級?ワインは滅多に飲まないので、直ぐに酔いが回ってくる。(^_^;)

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2011年7月21日 (木)

関乃井酒造の北限海峡(純米酒)

本州最北端の酒蔵、関乃井酒造。その関乃井酒造の「北限海峡」という銘柄。
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720mlで1,350円。

青い色の瓶が涼しげ。













ラベル。
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酒質は、精米歩合60%
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結構、色が付いている。
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お味は、関乃井特有の女性的で樽酒を思わせる様なまろやかな味。ほんわかしてる。
それでいて、しっかりした後に残る感じの味なので、濃い味付けの料理にも負けないような、そんな味わい。

酒をつまみに飲む酒というより、アテと一緒に飲んだ方がおいしい酒やね。いかの塩辛とか。


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2011年7月20日 (水)

千歳鶴・山廃純米・生酒(2011年頒布会)

2011年頒布会、第九弾、ラストを飾るのは。千歳鶴の山廃純米。
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山廃とは・・・「生もと仕込み」という自然の乳酸菌を用い、優良な酵母を育てる酒造りの手法の中の「山卸し」という非常に人手がかかる工程を廃した酒の作り方。その代わり長い時間をかけ、米麹の酵素力だけで米粒を分解させる。・・・とある日本酒解説書より

山卸し廃止、略して山廃。









酒質は、
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精米歩合65%
日本酒度+1
酸度:1.5













少し色が付いている。
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お味は、普通の純米酒よりも濃厚で芳醇な味わい。辛さはないが舌に滑らかに染み込んでくる。うまい。







今年の千歳鶴頒布会の酒はこれでおしまい。
今年初めて申し込んだが、価格的にもお味的にも申し分無し。多分、来年の案内が年明け頃に来るだろうから、また申し込もう。

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2011年7月 9日 (土)

千歳鶴・大吟醸・生酒(2011年頒布会)

2011年頒布会、第八弾。千歳鶴の大吟醸。
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酒質は、
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米、米こうじ、醸造アルコール。
精米歩合40%
日本酒度+5
酸度:1.2












ごく僅かに色が付いている。
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お味は、キリっと冷やしてキュッと引き締まる。
やや辛口で舌にツーンと何かを訴えかけてくる。
そのツーンを何度も確かめたくなる、そんな味わい。

「これホントに日本酒か?」
「高級カクテル」と言われて出されてもそのまま信じて飲んでしまいそうな。そんな味。・・・これぞ大吟醸!

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2011年7月 6日 (水)

千歳鶴・特別純米・生酒(2011年頒布会)

2011年頒布会、第七弾。千歳鶴の純米吟醸。
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6月15日に届いた酒を今開封。
生酒なので要冷蔵。














酒質は、
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米、米こうじ。精米歩合55%。
日本酒度:+3、酸度:1.2














少し色が付いている。
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お味は、米の旨みたっぷりの芳醇な味。
辛すぎず甘すぎず丁度良い飲み口で、すんなりと舌、口の中、喉と通り抜けていく。
今回の頒布会の酒の中で、そんな千歳鶴の特徴が最も良く感じられる。

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2011年7月 4日 (月)

黄桜・ゆず酒ハイボール

今、ブレイクしつつある日本酒ハイボール。
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それのゆず味。

330mlで300円程だったかな。
アルコール分は6%












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ハイボールということで炭酸シュワシュワ。
焼酎ハイボールの様なキビキビ感ではなく、日本酒独特の舌当たりの良さが出たハイボール。
ビールは酒税が高いし、プリン体が多いし、価格がもっと下がればヒットするやろうね。

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2011年7月 3日 (日)

伯楽星・純米吟醸新酒生酒

その名は聞いたことがあったが、未だ飲んだことがなかった伯楽星。宮城の酒。
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その純米吟醸・新酒生酒。
価格は、720mlで1500円くらい。














うすにごり、という事で少し「おり」(酵母の死骸?)が入っている。
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蔵元は宮城県大崎市の新澤醸造店。

純米吟醸という事で精米歩合55%

「究極の食中酒」を意識してるとか。




こういう所にも書いてある。
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瓶の底には「おり」が。
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おり入りということで若干濁ってる。
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お味は、料理負けしなさそうなしっかりとした旨み。後口に心地よい旨み感が残ります。
究極の食中酒を謳っていますが、この旨みの残り香をつまみに盃を傾けても楽しめるといった感じです、





実は、タマに訪れる東京エキナカ・グランスタにある「はせがわ酒店」で有料試飲した。
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そこで、生まれて初めて伯楽星を飲んだという訳。
ここでは純米大吟醸でしたが。

こちらはよりクリアな味わいでした。












東北の酒を幾つかということで、夏田冬蔵。
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秋田県の浅舞酒造。
こちらも大吟醸でガラスの様な味わい。














次、山形の山男山。
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男山酒造だったかな。

これは自分の好みに合っているという意味でうまかった。
大吟醸の様な酒らしくない酒(フルーティー過ぎるという意味で)でなく、米の旨みがしっかりしてて、舌にぴったりフィット。

でも、残念ながら試飲場の横にある販売ブースには無かった。







てな訳で、お気に入り銘柄が増えたな。現地行って調達や!

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