JRA馬事公苑・第43回愛馬の日(2011.9.23)
毎年秋分の日に催されているというJRA馬事公苑の「愛馬の日」
近所なので、行こう行こうと思って十数年。
今年初めて行ってきた。
入苑無料。
JRAは農林水産省の管轄なので、費用は国税か馬券の控除でまかなわれているのだろう。
9:30から開会式。
出場する馬と騎手たちが並びます。
主なプログラムは、
・やぶさめ
・ちびっこポニー競馬
・ばんえい競馬披露
・ほろひき
・花馬祭り
・ホースショー
先ず初めは「やぷさめ」披露。
古式ゆかしき本流の方たちだそうです。
馬4頭に騎手4名。
本来のやぶさめは、お払いや弓矢のお清めなど、もろもろを経て、馬駆けに入るが、今日はお披露目ということで、初めから本題に。
300m程の走路に的が三つ。
それぞれの的に的中判定をする「的奉行」がいる。
スタートして直ぐの一つ目の的は当たるのだが、馬が段々とスピードを上げていくので、三つ目の的を当てるのが難しい。この白い馬は特にスピードが速かった。
馬にも性格があって、スピードを抑えて走れる馬も。では動画で。
全ての馬が駆けると、揃ってスタート地点に戻るが、この時、騎手は、観客側のあぶみから足を外す。
矢を射ませんという意思表示なのだそうな。
今日は、3回づつ馬駆けが披露された。
後半になると慣れてくるのか、三つ的中も出てきた。なお、馬は馬事公苑所属の馬で、騎手たちは、今回初めて乗る馬なのだそう。(正に匠の技です。)
的中前の瞬間!
次は、場所を変えて、ばんえい競馬の披露。
今回、2頭の輓馬と騎手が、「ばんえい競馬」が開催されている帯広から出張。
輓馬は、白いのがミルキーで黒いのがウオダッシュ。
臨時で造られた高さ1mの障害を乗り越えます。
場内を何回か回りながら、障害越えを披露。
騎手は、エンジ色の星が山本正彦騎手、緑のタスキが鈴木邦哉調教師。
鈴木調教師の勝負服は、厩舎所属の村上章騎手のものを借りてきた様です。
障害越え披露の後は、輓馬の上で記念撮影。それにしてもスゴイ人気です。
輓馬が挽いたソリの跡。間近で見るのは初めて。
実際のレースはこういう感じ。(過去記事)
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2008/08/20086456_945b.html
ばんえいの後は「ほろひき」でしたが、食事に出ていたため見逃した。
その後に、花馬祭り披露。
祝い飾りを付けた2頭の馬がグラスアリーナを周回。
本当の祭りではもっと頭数が多いそうです。
最後は、祝い飾りを係の人が抜いて、観客にお裾分け。
本来の祭りでは、観客が自分で取りに行くそうです。
祝い飾りを全て抜かれた馬が引き上げていく。
午後のメインはホースショー。色々な種類の馬たちが登場し、技を披露します。
お座りする馬もいる。
立ち上がることもできる白いホース。
騎手候補生による障害飛越も。
JRAには障害レースもあるので、騎手課程には、障害飛越は必須科目。
ゲストに吉田豊騎手(この日は金曜で競馬が無い)が登場し、競馬学校時代の思い出を披露・・・競馬学校に入るまでは全く馬に乗ったことがなかったそうで。。
未来の騎手達よ・・・デビューしたらよろしく頼む!
ホースショーは100分あり、見応え十分でした。
放牧場では馬事公苑所属の功労馬が放牧されていた。
何年か前の安田記念を勝ったあの馬。
ちょっと痩せたか。。
ショウワモダンです。
こちらは、スワンステークスを勝った短距離馬。まだ筋肉隆々、特に前足。
父はリンドシェーバー。
ギャラントアロー。
こちらは、何年か前の朝日杯フューチュリティーステークスを勝った。
ディープインパクトと同期だそうで。。
マイネルレコルト。
まだ家族向けのプログラムが残っていたが、私はこれで失礼。
JRA馬事公苑の「愛馬の日」、毎年秋分の日に行われる様なので、気になった人は是非!、来年。
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