2011年12月-北海道旅行・釧路から花咲線で根室まで
2012年1月2日(月)、北海道旅行は6日目になりました。この日は朝から最終目的地「根室」に移動。
釧路駅から電車に乗る。
8:15発の根室行き。
釧路から西も東も根室本線だが、釧路より西は別名「花咲線」とも呼ばれている。花咲線は全てが釧路駅発の模様。
また、特急はなく普通電車のみの模様。
こちらが根室行きの普通電車。
形や色は、奥羽本線にそっくり。
でも座席は横長ではなく、ボックスシートでした。
乗客は、ほぼ満席でしたが、地元の人が殆ど。旅行者と思われるのは数人。
5日間使ってきた切符を記念に撮っとくか。
ちなみに大晦日は電車に乗っていない。
主要駅はだいたい自動改札なので、判子を押してもらうことがなかった。
この切符で乗り降りした駅は、函館、東室蘭、南千歳、帯広、釧路。そして、根室を合わせると6駅。
定刻通り釧路駅を出発。
釧路より東は未だ行ったことがなかったため、ワクワク感がひとしお。
しばらくは釧路の市街地を電車は走りますが、やがて、回りは原生林や原野に。
駅周辺は民家がちらほらありますが、そこを離れると、原生林や原野が延々と続く。しばらくして民家が見えてきたら駅に着き、また駅を出ると原生林・原野。その繰り返し。
門静という駅に着いた。次は厚岸。
厚岸駅を過ぎると右手に湖。
厚岸湖です。陸に囲まれた湖ゆえ、海の向こうに陸が見える。
厚岸は牡蠣で有名な所。
厚岸-糸魚沢と来て、茶内。
この辺は、もう厚岸の隣町、浜中町かな。
なぜ銭形のとっつぁんがいるかと言うと、作者の「モンキー・パンチ」氏が浜中町出身だから・・・多分
花咲線は真っ直ぐな線路が多かった。
こういう所を走る運転手は気持ちいいやろうね。人よりも動物の飛び出しの方が多いでしょうが。
実際、鹿の飛び出しと言うか、群れが線路をたむろしていて、警笛で驚いて逃げるも、線路脇の針金の柵に激突して何頭もが転げ回っている光景を見た。
厚床駅に到着。根室半島付け根の交通の要衝です。
東へ行けば行くほど、雪が少なくなっていく。何故かは分かりませんが。
駅舎も段々と簡素なものに。
西和田、根室まであと3駅です。
次の花咲駅も簡素であった。
花咲線という名称は、この駅から取ったのでしょうか?
もしそうなら貧相過ぎる。
日本最東端有人の駅、根室駅に到着した!
日本最東端の駅は、一つ手前の「東根室駅」で、無人駅。丘の上にある回りが住宅地の駅でした。
北緯43度、東経145度。明石市は東経135度だから10度違うのか。
車止めの写真を撮るのを忘れたが、かなり先にあるのね。
こちらが終着駅の証。
釧路からの所要時間は、2時間半。移動距離は約130km。
駅を出ると、折り返しの電車に乗る客が並んでいた。電車は1日8本。
駅にはこういう案内もある。
どういう所を通ってきたかがこの地図を見れば分かる。
根室駅の全景。
実は、この時、雪ではなく雨でした。
この時期の雨は珍しいという人もいれば、この時期たまに降ることもあるという人もいて、どちらが正しいかは分からんが、半島で海が近い町なので、内陸部の様な冷え込みはないものと思われる。
では、ホテルに荷物を預けて、先ずは昼食です。
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