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2012年1月13日 (金)

2011年12月-北海道旅行・箱館奉行所見学

2011年12月28日(水)、北海道旅行初日。ホテルに荷物を置いた後は、箱館奉行所の見学へ。
市電で函館駅前から五稜郭公園前に移動。函館という街は、函館駅から西方の観光用に整備されたベイエリアと、生活圏の色合いが濃い五稜郭周辺とに大きく二分される。
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久しぶりに見る五稜郭のシンボル、五稜郭タワー。
高さは107mだったか、104mだったか、それ位。
五稜郭公園前の電停から五稜郭までは徒歩10分近くあり以外と離れているので、初めての人はこの五稜郭タワーを探すとよい。











五稜郭タワーの直ぐ近くが特別史跡五稜郭跡。
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木の橋などの遺構がしっかりと残されており、いつ来ても風情が感じられる。







私は、いつも五稜郭に来ると、半月堡に上る。
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半月堡は、五稜郭の中で一つだけ突き出た出丸のような存在。
その半月堡から五稜郭内を撮った写真が左。桜の季節には桜が見えるし、藤の季節にはここから藤が見える。雪の季節には雪が見えるのは当たり前。




五稜郭の中に入り、その中央に建つのが復元された箱館奉行所。
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確か2010年7月に完成なので、まだ新しい。

函館は、明治維新より前は、「箱館」と呼ばれ、維新後は「函館」に。箱館奉行所は、江戸幕府の命で江戸時代末期に造られたため、箱館奉行所と明記するのが実は正しい。




入場料は、500円。靴は脱いで上がる。
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実際に行って見ていただきたいというのもあり、あまり写真は載せられない。
昔の白黒写真に映っていた瓦の数や発掘した柱の穴などを元に、同じ場所に忠実に再建。
所々に床暖房が効いており、中は寒くはない。コンセントもあり、常時待機している説明員用にファンヒーターも置かれていた。こういった所は現存する城などとは違う、再建した建物ゆえのもの。

実は、復元された箇所は、全体の一部だけ。それでも十分に広いですが。
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各部屋には、特色のある展示が設けられている。

実は、この箱館奉行所、箱館戦争の際の損傷もあり、修復されずにその後解体され、歴史上7年間しかこの世になかった。
西洋式の城郭である五稜郭もこの箱館奉行所を守るために造られたもの。なので、箱館奉行所再建は、本来の五稜郭の姿を再現するものである。実際には五稜郭の中には奉行所の他にも付属建物が幾つもあったそうです。
見学を終え、出た頃には、ライトアップされていた。
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五稜郭の堀もライトアップされていた。
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実際に140年前には、ここで日本人同士による戦争が行われていたと思うと考えさせられるものがあります。







五稜郭の後は、市電でベイエリアに移動し、夜景を楽しむ。
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景観が損なわれないよう、ネオンや看板などは全く目に入らない所が、函館の函館たるところ。
坂の上には、数は少ないがいくつかの住居やマンションが建っていて、そこに住んでいる人達は、毎晩この夜景が見られる訳で。。ここに来る度に、羨ましさが込み上げて来ます。
あと、右側の青いイルミネーションに注目ください。


ここベイエリアの元町は、五稜郭に奉行所が出来る前に箱館奉行所が建っていた場所です。
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海から丸見えで、外国船からの砲撃で弾が届く距離だったため、五稜郭を造りその中に奉行所を移したという訳。
蝦夷地や南樺太、国後・択捉などを探索していち早く抑え防衛の仕組みを造って領土として確保した当時の江戸幕府も、きちんと国の事を考えていたんやなぁ。。。




この後は、いつもの「はこだてビール」で地ビールを堪能。
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この日はお客さんが少なめであった。
翌29日位から、帰省客で混み出すものと思われる。

なので、ゆっくりできて、ピアノの生演奏を2回聴いた。
7:30と8:30だったかな。それぞれ30分くらいずつ。
2回聴いたのは初めてと思うが、曲目はちゃんと変えてたね。


では、この次の日は室蘭に移動です。

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