小杉中原街道・山廃純米
世の中にこういうラベルの酒があったとは。。
中原街道と言えば、私が今住んでいる所の直ぐ近くを通る昔からの街道。東海道が出来るまでは、この街道が江戸と京を繋ぐ主要街道であったと聞いている。
価格は、720mlで1210円。山廃純米としては平均的な価格でしょう。
山廃というのは酒造りの手法の一つで、生もと仕込み(これも酒造りの手法の一つ)の中の山卸しという非常に手間のかかる工程を廃止し、自然の力でそれを補うもの。その工程を廃止しても力強くしっかりした味わいが出せる。・・・と言う様なことがものの本に書いてあった。
瓶の裏ラベルにうんちくが書いてある。
精米歩合60%に、日本酒度+1(甘口に近い)
酒米は五百万石(福井産)
太田道灌を祖とする太田酒造による醸造。
太田酒造は滋賀県の草津にあり、発売元は、神奈川県川崎市中原区小杉陣屋町にある田原屋酒店・・・(この酒を買った酒屋です。)
盃に注ぐとほんのり色が付いている。
お味は、、、うん!山廃特有の酸味が効いて、深みのあるしっかりとした味わい。これは十分に合格点。よく言えばクセのない、悪く言えば特徴がないオーソドックスな味。万人受けする味です。
酒屋は近所なので、いつでも手に入るのがいいね。
ご近所に因んだ他の種類のラベルもあったのでまた買ってきて飲み比べてみよう。
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