2012年5月-東北旅行・青森のメモリアリシップ八甲田丸
5/4(金)、八戸から青森市に到着後、メモリアリシップ八甲田丸へ。
青森市は5回目だが、ガイドブックに必ず載っているこの超有名な観光スポットには、外から見ることはあっても、まだ訪れていなかった。
八甲田丸は、青函トンネル開通により廃止となった、数ある青函連絡船の内の一隻です。
なぜ今回訪れる気になったかと言うと、同じ青函連絡船の「羊蹄丸」が老朽化により解体となってしまったため、同様に八甲田丸も近い将来なくなってしまうのでは?という危機感を感じたから。
・・・ちなみに羊蹄丸は東京港に展示されていたが、私は見れずじまい。
八甲田丸の場所は、青森駅から徒歩数分。
青森と函館を結ぶ連絡船なので、駅の近くなのは当たり前と言えば当たり前だが。
では中へ。
なお、これから八甲田丸を訪れようと思っている人は、これより下は、見ない方がいいかも。ネタバレになるので。
入場料は500円。中は展示室になっている。
幾つかのデッキ(甲板)に階層が分かれており、各階で展示内容を変えている。
在りし日の青函連絡船の仲間たちの写真も。
八甲田丸もある。後ろはアスパム、青森観光物産館。高さは76m。
こちらは、摩周丸。函館で展示されている。
函館も何度も訪れているが、摩周丸は未だなので、今度見学しようかと。
こちらが、羊蹄丸。それぞれ色が違うんやね。
上の階に登ると、青函連絡船の模型が展示されている。
模型を見て初めて知ったが、青函連絡船は、電車や貨車を
そのまま載せて運んでいたo(@.@)o
レールが敷かれた車両甲板を備えていたそうな。
初期の頃は後ろの部分が剥き出しだったが、洞爺丸の海難事故などを契機に順次改良されていったのだと。
車両甲板の中はこの様にレールが敷かれている。
更に上の階には操縦席。
最上階のデッキにも上がれる。さらに煙突展望台へ。
煙突展望台からの景色。明日が5月5日ということで、鯉のぼりも。
アスパムと青森ベイブリッジも見える。
見学順路では、最上階から1階の車両甲板へエレベーターで降下する。
車両甲板には当時使われていたと思われる車両が展示されていた。
現役時代には一般の人は立ち入れなかったと思われ、廃止となり展示されているゆえ見学できる。
車両甲板の最後尾は、剥き出しでなくカバーが付いていた。改良型か。
そして、ディーゼル機関車も格納されていた。
出し入れ専用の貨車なるものも展示。
機関車と貨車の間に挟んで、可動橋にかかる重量を減らすためのものだとか。
八甲田丸、入場料500円でかなり見応えあった。新たな発見もあったし。
青函連絡船はここ青森と津軽海峡を挟んだ函館を結んでいたもの。
函館には摩周丸が展示されているので、こんど函館に行った時には見学しようと思う。
| 固定リンク
コメント