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2012年8月 2日 (木)

2012年6月-群馬旅行・富岡製糸場見学

2012年6月24日(日)、上州富岡駅から富岡製糸場へ向かいます。

世界遺産登録を目指しているためか、こういう案内標識が所々にあり、迷うことはない。
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富岡製糸場までに観光案内所や道の駅があるので立ち寄ればいい。







富岡製糸場に到着。通常だと10分ちょっとで着く。
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こちらが正面入口。
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レンガアーチの真ん中には明治五年の標が。
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一部修復はあるのかも知れませんが、当時のままのレンガ。







正面建物の中は展示室になっている。
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1階のみで2階には上がれません。

展示内容は富岡製糸場の興りから変遷。生糸、絹糸の製造方法など。





なぜ富岡の地に官営工場が造られることになったのか。
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周辺で養蚕が盛ん、広い土地が確保できる、良質の水が確保できる、燃料の石炭が確保できる、地元住民の同意。など数々の利点があった。






レンガの積み方も「フランス積み」と呼ばれる見た目は美しいが他の積み方より強度が劣る積み方を採用。強度が劣るのは後から解ったことの様ですが。
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幅の短い面が交互に積まれるというもの。
日本の明治初期のレンガ造りは、このフランス積みが主流で、後の時代になると別の積み方に変わっていき、積み方を見ればいつの時代に造られたものか解るのだと。












明治五年当初の富岡製糸場の模型。
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手前が今居る正面の建物で東置繭所。
向こうが西置繭所。
その間が製糸所。
置繭所は長さ104m、製糸所は140m。





官営ということで当時としては待遇は良かったそうな。
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なぜか女子のみやったんやね。








東置繭所を出て他の建物を見学。
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教科書で見たのとイメージが違うなと思ったのは、レンガの色が薄いこと。
明治五年では、レンガを焼く技術は日本には無く、瓦職人が外国人技術者から教わり焼いたため、温度が低く薄い色になり、色も揃ってなくてまちまちになったのだと。




この辺でフランス積みを確認してください。
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こちらが製糸所。
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立ち入り禁止区域が多く、外から建物の全容を確認することは難しい。







製糸所の中は見学可。
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官営から民間に売却され、その後、経営者が次々と代わり昭和末期まで操業していたため、その頃の機械がまだ残っている。
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昭和時代の機械は世界遺産とは関わりないと思うがね。








トラス構造という三角形の組み合わせにより、強度を保ちつつ屋根を軽くすることで、昔の日本古来の建物には無い、柱が無い広い空間を設けることが可能になった。
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木骨レンガ造りというのは日本人が考えた独特のもの。当時は鉄は容易に手に入らなかったゆえと思われ。







製糸所の近くには、ブリュナ館と呼ばれる、首長館。
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ブリュナとは、富岡製糸場建設に当たって、外国の技術を伝えるために雇われたフランス人指導者。瓦職人にレンガの焼き方を教え込んだのもブリュナ。
当時まだ30代前半だったが、報酬は時の総理大臣(伊藤博文)よりも上だったとか。




内側の広場も見学可。立ち入り禁止区域が多いですが。
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向こうに見えるのが西置繭所。

官営から民間に払い下げられ、元の建物は原型を止めつつ別の建物を次々と建てているため、教科書の姿がそのまま残っている訳ではない。




では、富岡製糸場を後にします。
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これだけの規模の建物ゆえ、長い年月をかけて建設されたと思っていたが、明治4年から建設が始まり、明治5年の7月には完成。意外と突貫工事だったとのこと。
当時日本はまだ貧しく、いち早く外貨を稼いで国を富ませねばならないという状況にあった。
元々、富岡という地は、地震や水害などの災害が少なく、それゆえ明治五年から今日まで保ってきたのだと。
原発もこういう所に造ったら良かったのにねぇ。。

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