越乃雪椿・ひやおろし、旬熟一番あがり
ひやおろしの季節がやって参りました。
秋しか飲めないひやおろし。・・・正確には、秋しか買えないひやおろし。
ひやおろしとは・・・春先に搾った新酒を火入れし、夏の間熟成させ、秋口に、瓶詰め前の火入れは行わずに出荷する酒。なので必ず生詰となる。
熟成が進み、味が安定しているため瓶詰め前の火入れは不要という訳。
ちなみに、
・生のまま貯蔵し瓶詰め前に火入れした酒が「生貯蔵酒」
・火入れして貯蔵し、瓶詰め前の火入れを行わないのが「生詰」
・通常2回行う火入れを全く行わないのが「生酒」
となる。
越乃雪椿という銘柄通り、新潟の酒。蔵元は、新潟県加茂市の雪椿酒造。
酒質は、精米歩合60%で純米吟醸酒。
そして、原酒。加水をしていないためアルコール分はやや高めで16~17度。
実は、今季初のひやおろしがいただきもの。・・・おおきにな!
そして、去年の秋にも似たラベルのを買って飲んでいた。
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2011/11/post-9fcb.html
新潟の酒らしく、無色透明。
お味は、うーん!このひやおろしの熟成感が・・・タマランヽ(‘ ∇‘ )ノ
フレッシュさは無いものの、深みがあって、マイルドでコクがあって、大人の味わい。
最後に一句、
『秋口に、会えてよかった、ひやおろし』
お後がよろしいようで。。
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