2013年3月-甲府旅行・甲州居酒屋さけくら
甲府で入った居酒屋。
銀座街、ドーミーイン甲府の直ぐ近くにあった。
・・・昼間はやってません。
「春鶯囀」なる地酒が気になって入った。
山梨県の地酒ではあるが、甲府のではない。
そもそも盆地である甲府には地酒は無い様で、盆地の外の山々の辺りに酒蔵が幾つもある模様。
この店には、春鶯囀のシリーズ、3種類が置いてあるそう。
春鶯囀は、春の鶯の囀(さえずり)りという意味だそうで、その昔、蔵元を訪れた与謝野晶子が詠んだ句をきっかけに、酒の銘柄を「春鶯囀」(しゅんのうてん、と読む)と変えたのだと。
お味は、やや甘口の米の旨みと、芳醇な味わい。こいつぁ、うまい!
・・・こりゃ甲府に来てよかった(^^
料理は、2,000円で色々と都合してもらった。
これは、2000円の中の一部です。
馬刺しは名物の様だが、大手生産者が今、不祥事で一時的に入って来なくなったとのことで少量だった(予め説明有り)。
甲府は内陸と言うことで、干物のクオリティが昔(江戸時代以前)は高かったそうだが、現代では輸送技術が発達して落ちてきたのだと。
左下はB級グルメの鳥もつ。右下は「ほうとう」
2杯目は「鷹座巣」(たかざす)
春鶯囀シリーズの上位銘柄の様だが、春鶯囀純米よりやや辛口で、これも米の旨みがGood!
特別メニューの茶碗蒸し。これは2000円の外です。
本来はやってなくて、マスターの提案と、何人かの客(約1名、声の大きいのが)が乗って、私を含め計3名がそれに乗っかったというもの。
マスターがお勧めするメニューを、専属料理人の美咲ちゃん〔推定21歳〕が一人で坦々と料理を造っていきます。
3杯目は「富嶽」、春鶯囀の最上位バージョン(と思われる)の純米吟醸。
一合盃の3杯目は量的にキツかったので、半分にしてもらった。・・・色々と融通を効かしてくれる店です。
レトロな感じの内装で、実際、先代からの店で歴史がある様子。内装は落ち着いているがマスターは賑やか(笑)
隣に座っていた夫婦(茶碗蒸し繋がり)も多摩地区からの観光客だったが、観光客が殆どなのだそうな。
また春鶯囀飲みに来るかな。
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