2013年3月-甲府旅行・甲府城(舞鶴城公園)
先日、お忍びで山梨県の甲府へ。ここでブログにUPした時点でお忍びではなくなるが(笑)
私の地元駅(南武線の某駅)から甲府駅まで電車賃は片道2,010円と意外と安かった。全てJRではなく、分倍河原で京王線に乗り換え高尾まで。高尾で再びJR中央線というルート。
恐らく、京王線だと分倍河原-高尾間をショートカットしているのでしょう。
中央線では、「ホリデー快速ビューやまなし号」という列車が1日1本運行されていた。
時刻表では知っていたが、まさかこんなにいい電車が来るとは思わなかった。
普通乗車券のみで乗車可、二階建て車両。滑る様な乗り心地で疲れにくい(普通列車に比べて)
前置きはさておき、地元駅から3時間程で甲府駅に到着。
甲府駅の直ぐ近くに甲府城と言うのがある。
ちなみに甲府の繁華街は、甲府城の南側一帯。写真の地図では上の方に当たる。まぁ、昔の城下町付近ということでしょうか。
ここが甲府駅から最も近い城の入り口です。
当時のままの石垣が残っていて、よく整備されている。
折角なので石垣の写真をもう少し載せておきましょうか。
実際に手で触って感触を確かめる。長い年月風雨に晒された重みを感じます。
自然の丘を利用して造られた城だそうで、上へと登っていく形式の城。平山城ですな。
こちらが本丸広場。左にある石垣が天守台で、天守は現存しません。
城の高台から。JR中央線を挟んで向こう側にも城の建造物が見える。
現代では市街地化により当時の城域が浸食され、1/3程度の領域が城として残っているのだとか。
・・・残っている部分だけでも結構、広かったが。
こちらは甲府駅とは反対側、繁華街方面。
右の建造物は、鉄門(くろがねもん)と言う復元された門。
丁度桜の季節だったので、城内ではあちこちで花見が。
城と桜ってマッチするよね。
石垣、塀、櫓、瓦、堀と言った物が桜とよく合う。和の物だからか。
鉄門の外から桜と共に。
城の南側は結構、スケールの大きな石垣。
遠くから見ると、石垣が幾重にも重なって、それが鶴が舞っている様に見えることから、別名「舞鶴城」とも呼ばれている。
実は、ここは公園として整備されていて名前は「舞鶴城公園」
稲荷櫓というものが復元されていて、その中では各種の展示物が。(見学無料)
甲府城のジオラマだが、石垣の配置がよく分かって頂けると思う。
こちらが稲荷櫓。
JR中央線の向こうにあった城の建造物に行ってみましょう。
踏切を渡る所が、平城宮跡を横切る近鉄に似ている。
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2010/10/2010108-4ce0.html
あの電車は、特急「スーパーあずさ」かな。。
目的の場所に着くと、門が再建されていた。
山手御門と言うのだそう。
・・・門の中も見学可(無料)、展示物あり。
城の最南部を未だ見てなかったので、市街地を通って戻ると突如、門が現れた。
市街地の中にも所々にこうした門や、石垣が残っている。あるいは復元。
南側には堀も残されている。
甲府と言えば武田信玄、「人は石垣・・・」と言い伝えられている通り本拠地に城を築かなかったと言われているが、実は、ここ甲府城は、武田家滅亡後に造られた城。豊臣氏の後、徳川の領地となり、甲府は関東に入る重要拠点であったため、代々、治めたのは、徳川重臣であったり直轄であったのだと。
甲府城、日本百名城の一つでもあり、見事な石垣が残った立派な城であった。来て良かった(^^
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