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2013年6月18日 (火)

2013年5月-東北旅行・大館の居酒屋「早蕨」

5月4日(土)、比内やの後は、予め目星を付けといた「早蕨」(さわらび)と言う店へ。
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落ち着いたなかなか良い店構え。期待が持てる。








カウンター席に座り、先ずは酒を。
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大館の地酒「北鹿」もちゃんと置いてある。
「仙台坊主・純米吟醸原酒」、「雪中貯蔵」、「雪中の舞・大吟醸」が北鹿・・・(確か)、「生もと」もかな。
他に秋田県の酒として、新政が秋田市の地酒で、飛良泉がにかほ市の酒。




先ずは仙台坊主を。スッキリした味でうまかった。
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仙台坊主と言うのは、幻の酒米の名前だそうで。
カウンターの端に座っておられた、御仁が教えていただいた。
着物を着ておられ、大沢親分の様な雰囲気。
「仙台坊主と言う名前が気にくわねぇがな」・・・声の張りからしてお経を読む仕事か学校の先生か、そう感じられた。
弟子と思われしもう一人を連れておられ、その弟子が上品なダジャレを時折発する。








店の内観もいい雰囲気です。
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いゃ~いい店や。料理人のマスターと、接客担当のトモちゃんと呼ばれる女性が店をキリモリ。御夫婦だそうで。
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いつもはバイトが居る様だが、今日は居なくて大忙し。

御仁が北鹿の熱燗に切り替えると、
「まぁ飲んでください」
と、お猪口を渡され頂いた。
「川崎からですか?いゃ~雰囲気が違うと思った。。」

料理もいただいたりして、時折、話かけられる。
「スマートフォン」の話しとか、「酒場放浪記」とか、イマドキの時事について。
「北鹿を応援する会」か何かにも入っておられて、以前、大館には2軒の造り酒屋があったそうだが、1軒が潰れてしまって、残った北鹿を守っていこうと地元の人々が応援しているそうな。・・・イイハナシダナー

いただいてばっかりも悪いので私も何か注文。
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好物のそら豆。サヤごと焼いて出てくるとは。
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ほくほくでうまかったね。
御仁達にも分けてあげた。






2杯目は、北鹿の雪中貯蔵。
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スッキリした味なのに密度が感じられてうまかったね。


飲んでたら、別の御夫婦が店に入って来られて、元居た御仁達と知り合いの様で席を一つ移動して明けてあげた。
初めbeerを飲んでらしたが、熱燗に切り替えると、
「まぁ飲んでください」
・・・またいただいた。

新聞関係の仕事をやってられるそうで、自称、大館の坂上二郎。または斉藤清六。
・・・私は道場六三郎にも似てると彼に伝えました。

御仁は先に帰られて(『またこの店で逢ったらホンモノだ』と言われた)、残った者達(御仁の弟子も残っておられます)で引き続き燗酒をいただく。
・・・自分で頼んだ酒の量の倍くらいは飲んでる気がする。

話し込んでる内に何故か利き酒をやろうってことになって、店にある酒を二郎さんが3種類程注文。
・・・飛良泉外したな~!、飲んだことあるのに。。

場が結構荒れてきたけど、二郎さんの奥さんは飲めなくて運転手ということで一人冷静でした。(会話の声自体は皆、静かです。内容はともかく。それが東北の人々らしい所でしょうか。)
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一人地元の若者も店に入ってきたのだったな。








翌朝、飲み過ぎで結構キツかった。つか服のままホテルのベッドに寝てた。靴は脱いでたけど。大館の人ら酒強いわ。。

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