沼田城跡見学
2013年6月23日(日)、高崎泊の翌日は、沼田城跡見学へ。
同じ群馬県の沼田市にあり、高崎駅から上越線で北上。
初めて乗る上越線。電車は、北国仕様の自分で開ける方式だが、押しボタンでなく、手動の観音開きでドアを開ける。(閉めることもできます。)
高崎から沼田まで740円。所要時間は、35分程度。
途中、渋川という所までは、関東平野の中だが、そこを過ぎると電車はゆっくりと坂を登っていき、回りは山がちの風景に。
沼田駅舎は城をイメージした様な造り。
駅前の交番近くにあった地図で位置関係を確認。
駅から左上にある沼田公園が沼田城跡。
地図で見ると平面だが、実際はかなりの坂だった。
見た瞬間、うへー!って感じι(´Д`υ)
木々が生い茂って様子が見えない所に恐怖感。
駅と線路沿いが利根川が浸食した谷の様になっていて、その線路の両側は山といった地形というのが、坂を登っていくと分かった。
かなりしんどい思いをして沼田の町へ到着。
私の出身地、神戸も坂が多いが、その中でも坂がきついことで有名な鈴蘭台という所と匹敵するかそれ以上。
電動アシストでもキツイのではないかと。
ただ、町一体は平坦になっている。
ちなみにこの建物は沼田市役所。
昔の市役所庁舎といった趣。
沼田公園に向かう途中に沼田小学校があり、ここが城の大手跡(正門)だったとか。
一部の校舎も城風の和風な造りだった。
沼田公園に到着。広場の向こうに土塁の跡の様なものが見えますねぇ。
城の土塁にしてはなだらかかな。
あの広場は三の丸に当たる場所だった模様・・・netの文献より
本丸の堀の跡も一部残っている。ここに映っている箇所だけのほんの一部です。
沼田城と言うのは、全盛期には五層の天守があったそうで、これは関東では江戸城と沼田城だけだったそうな。
この絵図では四層になっとるが。
沼田は、北関東の重要拠点として、上杉、武田、北条の争奪戦が繰り広げられたと。
戦国末期から江戸初期にかけては真田氏の城となり、五層の天守も真田氏の頃に造られたと。
城の遺構は少なかったが所々には残っている。
石垣もある一角だけ残っている。
城の高い位置からの眺め。
利根川が運んだ泥で土地は肥えてたのかも知れんねぇ。
沼田城跡、日本百名城ではないが、少しの遺構と急峻な地形が残され、城の面影がしっかりと残る城跡だった。
| 固定リンク
コメント