所沢航空発祥記念館・見学(前編)
先日2013.8.31(土)、所沢にある航空発祥記念館なる所に行ってきた。
きっかけは、ジブリ作品の『風立ちぬ』
メカニックの描写が実に美しくて2回観た。その主人公「堀越二郎」のことが気になって、netを色々と調べたら、所沢航空発祥記念館で企画展をやっているとのこと。
所沢は埼玉県の南部、東京都に隣接した都市で、私は今まで訪れたことはなかった。
私の自宅からの行き方としては、南武線で終点の立川→中央線上りで国分寺→西武国分寺線で航空公園駅。(また行くかも知れないのでメモを残した)
西武国分寺線では途中「東村山」なんて駅があって、結構大きな駅だったので、どこが三丁目か四丁目か全く見当が付かん位開けてたね(笑)
最寄り駅から1時間半程で航空公園駅に到着。
駅の時計の針が飛行機のプロペラになっとる。
駅から直ぐの所に所沢航空記念公園。
公園入り口にYS-11が展示されていた。
Yは輸送機、Sは設計の頭文字を取ったものだと。
・・・この後の航空発祥記念館で勉強した。
公園に入り暫く歩くと、航空発祥記念館が見えてくる。
左側の格納庫の様な建物。
その右には飛行機が展示されてある。
C-46中型輸送機だそう。
その傍らには、航空発祥の地の碑。1911年、ここに日本初の飛行場が造られたのだと。
1903年のライト兄弟の初飛行から8年後のことなので、早くから日本は航空を重要視していたことがわかる。
では、航空発祥記念館へ。
開館は9:30で、この時10:00頃だったが入場者が列をなしていた。零戦がこの日まで特別展示されているというのも関係するのだろう。
入館料500円+零戦観覧500円(希望者のみ)
ホームページにある割引券を印刷して提示すると100円引きになる。
暫く並んで入館。先程の格納庫が機体の展示室になっている。
特別企画で「堀越二郎の生涯」
各年代での出来事を詳しく解説。
合わせて、今年になって発見されたというノートや設計図面などを展示。・・・映画に合わせた感もあるなぁ、偶然かもやが。
映画の重要なシーンでも描かれていた計算尺も展示。
館内の別の部屋では、初期の頃の飛行機に関する説明。
実際に起こった飛行機事故や、飛行機の前に注目されていた気球や飛行船についての説明もある。
また、飛行の原理の説明や、体験が出来る子どもも楽しめる展示もある。
初期の頃の所沢飛行場の模型。
初めの内は、外国から飛行機を購入して、飛行実験を行っていたのだと。当然、偵察や測量など軍での活用を目的とする。
勉強になりますね、こういう所に来ると。新たな発見がある。
この後、いよいよ零戦の特別展示。長くなったので後編で。
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