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2013年10月20日 (日)

2013年10月-南部旅行・三沢航空科学館・見学

南部旅行初日(10月12日)、三沢に着いたら、目的地の三沢航空科学館へ。
ここへ来るきっかけとなったのは、8月に見学した「所沢航空発祥記念館」
(前編)
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2013/09/post-7fc0.html
(後編)
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2013/09/post-ce07.html

三沢駅からの無料バスを降りると、そこには所沢のよりもずっと大きな建物。
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航空機の骨組みの様な造り。
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屋外の公園には実機も多数展示されていた。
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公園の向こうには米軍基地があり、隣接する格好。

来るときのバスの中で聞いたが、三沢にオスプレイを配置しても良いという意見の人もおられるのだと。理由として、飛行ルートが殆ど人の居ない海や畑になるためもし落ちても被害は殆ど無いとのこと。その分、補助金はいただくとのことで。


展示されている航空機(一部)
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早速中に入ると、三沢の海岸から飛び立って、太平洋を横断した飛行機の復元機体が。
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当時、世界的な航空の黎明期で、太平洋横断無着陸飛行に賞金がかけられたりしていた。
太平洋横断には東の端で、且つ、偏西風を利用できる日本から飛び立つのが有利だったが、当時日本には、長い滑走路の飛行場は無く、そのため砂鉄を含み砂が締まった三沢の砂浜が良く利用されたという訳。何人かの失敗を経て、この機体が成功を収めた。


入館料は500円だが、企画展をやっており、それを含めると900円だった。
企画展の一つが零戦の実物大模型の展示。
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大戦初期に活躍した最も航続距離の長い二一型。

映画「聯合艦隊司令長官山本五十六」(役所広司主演の)の撮影に使われたのだと。
・・・山本五十六司令長官の人となりが勉強できるいい作品でした。



企画展のもう一つの展示物が十和田湖から最近引き上げられた練習機の機体。
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70年も湖底に沈んでいた割には原型を留めており、何か語りかけて来る様に感じた。

常設展は、あの大きな建物を利用した機体の展示など。
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所沢のは、窮屈に機体が並べられていたが、こちらは余裕を持った空間で、ゆったりと見学できる。







YS-11がそのまま屋内展示。
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中も見学可。荷物入れが棚式やったんやね。
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機体の展示の他には、科学館ということで子供が航空に関する知識を得られる様な施設が多数あった。
最後に、展望台からの眺め。
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所沢と同じく、三沢も飛行機との古くからの関わりがあって今に繋がっていると感じた。
他にも航空の歴史を持つ土地ってあるのだろうか?探してみたいね。


この後、八戸中心部に向かい、そこで一泊します。

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