2014年1月-北海道旅行・旧檜山爾志郡役所(江差町郷土資料館)
2013年12月28日(土)、江差に到着後、ちょっくら観光。
先ずは、江差町郷土資料館。
坂を下る途中にあった美しい洋館。
以前、郡役所として使われていたそうで。
北海道には開拓時代、各所に郡役所が置かれていたが、名ばかりの所もあったそうで。
ここは正真正銘。
北海道内で郡役所建物が残っているのは、檜山爾志郡役所だけだそう。
もちろん修復はしており、壁紙も京都の織物業者に依頼して当時のものを再現。
これ以外にも多数の柄があり、その復元された壁紙がココの特徴だとか。
2階もあり展示内容はそこそこ充実。
江差は江戸時代から明治、大正にかけてニシン漁でたいそう栄えたそうで。特に5月(漁の時期かな)は、『江戸にもない』と言われるほどの賑わいだったとか。
2階から見る江差の古い町並み。
一番印象的だったのが、これ。
明治中期の写真だそうだが、館の前に松の木がある。
当時の松なのか、次の世代の松なのかは分からんが、写真とよく似た傾いた松が現在でもある。
「土方歳三 嘆きの松」という松。
期待の軍艦「開陽丸」がここ江差で、嵐のため座礁してしまい、その後沈没していく姿を目の当たりにしながら、この松の木を叩いて嘆いたという。
開陽丸は復元されており、見学はこの翌日。
坂を降りた所にある海岸線に沿った道は「いにしえ街道」として整備されており、歴史的景観に優れていた。
日が落ちると更に風が強くなり、風情を楽しむ余裕はなかったが。
気温は北海道でも高い方と思うが、風が強いので体感温度は低いね。
また、別の季節に訪れてじっくりと見てみないと。
では、ホテルに一旦戻って、飲みに行きましょうか。
| 固定リンク
コメント