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2014年1月18日 (土)

大恐竜展-ゴビ砂漠の驚異-

昨年(2013年)の秋頃から開催され、気になっていた大恐竜展に行ってきた。
国立科学博物館の特別展になる。ヤフオクで少し安価(3割安位)に入場券を入手して、上野にGO!
副題が「ゴビ砂漠の驚異」ということで、ゴビ砂漠で発掘された恐竜をテーマにしている。
ゴビ砂漠は、広大な砂漠ということで、他の地域の化石に比べて、保存状態が良い化石が見つかるのが特徴だそう。雨が少ないとか乾燥してるとか地殻変動が少ないとかそういうことかな。

入って直ぐは、我々に対する問いかけ。
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化石の解釈も時代と共に進化している。ということ。
例えると、当初犯人とされていた者が、後の調査で実は被害者だったといった様なこと。
・・・キニナル人は、実際に行って見てきてください。





展示は、年代順、白亜紀前期(1億1千万年前)から末期(7千万年前)。

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白亜紀だけでも4千万年もの期間になるのか。

展示されている恐竜の化石は、ほとんどが実物で、年代の重みを感じる。





特にこういった化石の歯の部分は、文様が残っており、実に興味深い。
生きていた証をまじまじと感じる。
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「ホロタイプ標本」という、その学名を付けた重要な標本も何体か展示。
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ゴビ砂漠と言えば「プロトケラトプス」ということで、成体から子供、幼少、赤ちゃん、と様々な個体を展示。
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赤ちゃんの化石が残るということは、巣にいる時に突然何らかの災難が降りかかったということなんでしょうかね。突然の火山の噴火によって火山灰に埋もれたとか。






白亜紀後期になると恐竜も巨大化。
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小型のもいただろうけど、大型のものが出てきて更に進化発展ということでしょうか。







ブロントサウルスに似た雷竜?、「オピストコエリカウディア」ホロタイプ標本。
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草食のサウロロフス。
肉食のタルボサウルス。
北アメリカで見つかるのがティラノサウルス。アジアで見つかるのがタルボサウルス。近縁だが別の種類。

何種類かの卵の化石も展示されており、卵はどの種類の恐竜のものかを特定するのが非常に難しいとのこと。運良く卵の中の生まれかけの個体が見つかったり、近くで見つかった成体の化石の中から産む前の卵の化石などが見つかればそれを手掛かりに特定するのだと。

最後はお決まりのグッズ販売。フィギアや小型三葉虫の化石の他に、お菓子なども。
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「ゴビの月」って萩の月の恐竜版ですかね。
卵型のシフォンケーキ。







2時間みっちり見学。大恐竜展、期待以上に展示化石の質が良かった。
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副題通り、ゴビ砂漠の驚異を感じた(^^

2月23日(日)までやっているので、キニナル人は行って見ては。
入場料は1,500円(定価)で、国立科学博物館の常設展(通常600円)も入れる。
常設展は以前に見たことがあるので、軽く見ようと思って入ったが、結局3時間みっちりでしたわ(^^;

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コメント

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

投稿: 履歴書の書き方の見本 | 2014年6月 3日 (火) 09時40分

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