2014年3月・茨城旅行・牛久大仏
茨城旅行3日目、3月23日(日)。この日は帰る日で、水戸を離れ、牛久大仏の見学へ。
水戸駅から常磐線で上野方面へ約1時間、牛久駅に到着。
仏教的な造りの駅出口だった。
駅前に昔風のバス停留所が何本かあり、牛久浄苑(墓地)、牛久大仏への直行バスに乗る。バスの本数は多くなく概ね1時間に1本位。バス賃は片道500円で、往復千円かかることになる。
お彼岸ということで、墓参り客が多く、殆どが牛久大仏の一つ手前、牛久浄苑で降りていった。
20分ちょっとで牛久大仏のバス停に到着。
バスを降りた観光客は、先ずは皆、この位置から大仏と記念写真を撮っていた。
写真では大きさはあまり伝わらないが、かなり大きい。
でも、実際、この位置からだと実感が沸いて来なかったというのが本音。
これでもあまり伝わらないと思う、遠近法の関係で。
人より数百m離れた先に大仏様は立っておられる。
実際の大きさを数値で表したものがこちら。
奈良の大仏が手のひらに乗る大きさ。
地上120m、台座から100m。
大仏胎内に入る拝観料は700円。(入らない場合は400円)
もちろん、折角来たので入る方で。
ちなみに、花の咲く時期の4月~11月は、800円と100円UPになる。花畑鑑賞料も入っているのだろう。
有料ゾーンの園内に入ると、大仏様の全体像が見られる。
各所の寸法はこちらで。人指し指の長さだけでも7mもある。
ギネスブックに認定されているらしいが、この大きさだとそんなことはどうでもいい。
近くまで寄ると当然、見上げる格好となり、自分がちっぽけな存在であることを実感する。
胸の所にある3本の線は、胎内からののぞき窓。
大仏様背面から胎内に入る。靴は脱いでビニール袋に入れて持つ。
先ずは、1階の光の世界。かなり幻想的なので、行かれる方は、じっくりと堪能していただきたい。心が洗われる感じがします。
2階は、写経の間と展示空間。2階といっても10mの高さにある(外は見えないので感覚はないが)
もちろんエレベーターで上がる。
3階は飛び越して2階から一気に、5階の展望室。地上85m。
先程の大仏様の胸の位置。
5階は他に、お釈迦様の生い立ちなどの絵や説明書きがあり、少し興味深かった。
4階は階段で降りる物販コーナー。
4階からエレベーターで3階に降りる。地上20~30mの位置(窓がないので感じません)
3階は永代供養の胎内仏が多数祀られている金の世界。
3階からまた2階に降りると、外の蓮台に出られる様になっていた。
2階から1階に降りて、入り口とは別の出口から外へ。
何故、牛久に大仏かというと、親鸞聖人が約20年間、常陸の国を拠点に布教活動をされたからだとか。
園内には他に、動物と触れ合える領域が設けられており、うさぎ、モルモットを触れたり、リスやイノシシの子にエサを上げられたりできる。生き物と触れ合うことで命の大切さを学ぶためだとか。
うさぎは色々な毛色のものがいたが、昔、神戸の実家に居た毛色のものも居た。肌触りも一緒やったね。
牛久大仏、一度行ってみて損は無い。色々な意味で解脱した感覚。
帰りのバスは直行バスでなかったため、ルートも異なり時間がかかった割には料金は160円余計にかかった。
今回の茨城旅行の記事は以上だが、また折りを見て茨城県を訪ねてみたい。意外と地酒が美味しいというのも分かったし(^^
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