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2014年6月12日 (木)

2014年5月-山形旅行・天童市将棋資料館

5月4日(日)、天童に来た最大の目的はこの「天童市将棋資料館」の見学。
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予め場所を調べておいて駅の近くというのが分かっていたが、駅に隣接だった。

観覧料は、300円。

残念ながら館内は撮影不可。

将棋のルーツ、インドや中国の将棋(の様な物)、西洋のチェスの紹介、日本の将棋。

日本の将棋も現代の様な駒の数(40)、マスの数に統一されたのはずっと後で、過去の歴史には、100を越える駒数の大将棋や中将棋なるものが存在したのだそう。
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そして、天童市の駒造りの説明。
江戸時代の武士の内職として始まり、駒に直接文字を書く「書き駒」が主流で、比較的安価に駒を提供していたとのこと。
駒造りは分業制で、駒を切り出す人、書く人(書き師)が分かれていたと。
やがて、江戸や大阪の技術であった「彫駒」や「彫埋駒」「盛上駒」といった高級駒の技術も取り入れ、全国一のシェアを持つ様になったと。
彫る人(彫り師)や漆を塗る人(塗り師)も分業制。
将棋のタイトル戦に使われる駒は、「盛上駒」といって、掘った文字に漆を埋め込み、更に少し盛上げた最高級品。・・・将棋の駒の作り方にこれ程までに種類があったとは気がつかなんだ。
何事も勉強ですな。

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