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2014年7月14日 (月)

2014年6月-三島旅行・三島の日本酒居酒屋「きふね」

6月14日(土)、三島の夜は軽く飲みに。
ホテルの目の前によさげな居酒屋があったがあいにく満席。
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「魚炉助」(ぎょろすけ)という店。また今度。
土曜日ということもあり三島の夜は賑やかだった。町に人が行き交う。





三島駅の直ぐ前に昭和の香りのする路地があり、そこによさげな店が。
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入って直ぐに「日本酒ありますか?」の問いに、「どういうのがお好みですか?」という年配の店主の返答。
「あまり辛くないやつ」と答えると、「静岡の酒がよろしいですか、それなら・・・」ということで酒用冷蔵庫の中の幾つかの一升瓶の中から2本程ラベルを見せてくれた。










なみなみと注いでくれる。もっきり一合っぽい。
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噂はかねがね聞いていた「開運」という銘柄。初めて飲むが、メロンの風味が感じられてちょい甘口&旨口で、これはうまい!

突き出しは写真を撮り忘れたが、アジか何かの魚の中にキュウリが埋め込まれた手の込んだ料理で、ダシの味付けと魚の食感、キュウリの食感が絶妙でうまかった。
・・・この店の実力を感じたね。
聞くと店を開いて32年だとか。
普段は出張や三島から首都圏に通勤のサラリーマン客が多い様だが、この日は土曜日でこの時間、客は私一人。
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普段は静岡の酒を7,8本揃えているが、土曜なのでこの日は6本しか無いと。・・・(いや、それでも十分ですが、1回で飲み切れんから)

冷蔵庫から出して説明してくれます。



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店はカウンターのみで、8~9人位でしょうか席は。
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静岡以外の酒では、田酒(青森市)と陸奥八仙(八戸市陸奥湊)が見えた。・・・(写真にも映ってます)

店主は写真にも興味がある様で、今、三島の佐野美術館という所で、この店にも来られる写真家の写真が展示されていると紹介された。会話の中で色々と新たな気付きが生まれます。

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店にはメニューの類が一切無く、「刺身を・・・何か・・・(ありますか?といったニュアンスで)」と言った具合に、探りを入れながら注文。
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恐らく本日仕入れた魚が出てくるものと思われるが、出てきたのはアジとカツオ。アジがお世辞抜きで今まで食べたアジの中で最高にうまかった、口の中でトロける。
盛りつけの見た目も素晴らしく技術を感じる・・・これが世界遺産にもなった和食の真髄かも?

刺身の次は、
「焼きで何か・・・(ありますか?といったニュアンスで)」
出てきたのがタチウオだったかサヨリだったか忘れたが、みりん漬けがうまかった。

酒の2杯目は、「金明」という銘柄。見たことも聞いたこともない銘柄だが、御殿場の酒だそうで。
辛くないやつで勧められたもう一本。
こちらはバニラの風味が感じらるチョイ甘口で、これもうまかったねー♪
静岡の酒は、今までそんなに注目してなかったが、これからは注目していかざるをえないと感じたね。
店主から色々と説明を受けたが、有名所でも二十三もの酒蔵があるのだと。そして、「誉富士」という静岡県が誇る酒米があり、かなり評判が高いのだと。
酒をもう1杯飲んだ気がするが確か、開運の涼々というラベル。これはスッキリした飲み口だったような・・・(この辺、記憶が定かでない)
いゃ~、三島ええとこやわ、魚と酒がおいしくて。
会計はキッカリ五千円だったが、この内容なら満足です。

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