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2014年8月10日 (日)

ヨコハマ恐竜展2014~新説・恐竜の成長~

今話題?のヨコハマ恐竜展に行ってきた。
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開催期間は7月16日(水)~8月28日(木)

入場料は通常1,800円の所、招待券を1,482円でGET。82円は送料。・・・(もう発売終了したけど前売り券なら1,400円やったんやけどね)

今思い出したが、2年前の2012年にもヨコハマ恐竜展に行っていた。
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2012/07/2012-9eea.html






会場はパシフィコ横浜の展示ホールA。
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台風11号の影響も差程無く、たま~に『サーっ』と通り雨が降る程度。






開場は10時だが、10時に着くと少し入場の待ち行列が出来ていた。
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夏休み時期ということで、子供連れが多かった。というか9割方が小学生連れの家族。

ヨコハマ恐竜展、副題として「新説・恐竜の成長」・・・これは興味の湧くタイトル。新説ってのがいい。ここでしか知ることの出来ない何かを期待。



先ずはトリケラトプスの各成長段階の頭の骨の化石を順に並べて展示。
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これは違いを比べやすい。
子供の頃から目の上の角があることが分かる。

角は成長するにつれて空洞化し、差程、強度がないとのことで、身を守るためのものではないというのが現在での定説だそう。・・・これは新たな発見だった。
また雌にも同じように角があるため、異性を惹きつけるためのものでもないとのこと。

では、何のための角なのか?・・・キニナル人は実際に見学に来てみてください。

顔の後ろのフリルも身を守るためではなく、敵を威嚇するためのものだそう。
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その様子が動く模型で展示されていた。動くだけでなく威嚇のための変化も表現されている。(フリル自体は動きません)






頭突き恐竜(構造から頭突きは不可能というのが分かったそう)、カモノハシ恐竜(頭の構造から音を出すのが分かったそうな)の展示を経て。今回の目玉、ティラノサウルス。
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全身骨格標本。尾を除いてほぼ完全な形で化石が採取されたもの。
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圧巻ですなぁ。。
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ティラノサウルスは、子供と大人では歯の形状が異なるのだと。
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子供の歯は鋭く尖っており、獲物を捕らえるのに適し、大人の歯は、先が丸みを帯びてしっかりした太さで骨から肉を引きちぎるのに適しているとか。・・・実物見てもイマイチ納得感が無かった。
大人は死んだ動物の肉を食べていたというのが現在の定説。肉食の割に個体数が多いのが理由の一つとか。

以前はティラノサウルスの子供の化石は別の種類の恐竜と思われていたそうで。・・・大人と子供で形態が違うとこの間違いはうなずける。

世界最大のティラノサウルスの頭骨の化石も展示。横浜初上陸だそう。
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もちろん本物です。
長さ約150cm。「MOR 008」なる識別番号。

後ろの子供でその大きさが分かる(笑)

現時点での世界最大なのでこれからもっと大きなものが見つかるかも知れんね。


ティラノサウルス実物大模型も以前のより進化しているように感じた。よく出来ている。
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動画も撮ったので参考に。





後半の展示は、恐竜ロボットファクトリーなる実際に造ってみよう的な子ども向けのアトラクション。
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熱心に組み立てしてたわ。家ではこれだけの大がかりなものは置けないから貴重な体験になったかと。

あとはお決まりの物販コーナーとお食事処。写真を撮るほどのものでもない。
化石ショップは興味が沸いたが。モササウルスの歯やアンモナイト、三葉虫なんかは数も多く比較的安価に化石が売られている。(それでもそれなりの値段はするが)

じっくり見ても1時間半で見終えた。価格的に内容は十分に満足いくものであった。新たな発見もあったし。
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ヨコハマ恐竜展2014、未だの人は是非!

私は、また来年、若しくは再来年の開催を楽しみにしています。

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