2014年7月-羽後旅行・秋田川反の日本酒居酒屋「蘇州」
2014年7月20日(日)、我楽で飲んだ後は、ちょっと酔い覚ましに川反まで散歩。
川反は秋田市の繁華街、川反と書いてかわばたと読む。
こちらは、エリアなかいちにあった「与次郎」像。
秋田-江戸を6日で往復した伝説の飛脚。狐の化身。
同業の飛脚の妬みを買い、山形県の東根辺りで殺されたとか。今ではそこに与次郎稲荷という神社が建っていると。
お城の近くのエリアなかいちから徒歩15分位で、川反。小さな川を越えます。
東京でいうと銀座といった趣。
蘇州という店へ。
大きなコの字形の木の年季の入った店の内観。
声の高い女将というか店主の奥さんが出迎えてくれる。
「新政あるか?」の問いに、直ぐに冷蔵庫から出てきた。
この店、テイスティングも出来るそうで、鳥海山(天寿酒造)も出してくれて試飲。
天寿は前の日飲んだし、折角なので秋田市の地酒、新政を。
佐藤卯兵衛なかどり生酒。創業者ですかね。
こういうシャンパングラスの様なグラスに注いでくれる。この店のポリシーですかね。
新政、味わい深くてうまかった。
米の旨みしっかり。
雑念としている様で機能的に纏まった酒の美味しい店らしい装い。
昭和23年から66年という貼り紙が。右側の所に。
2杯目は、「飛良泉あったらちょうだい」ってことで、3本出てきた。
番号によって味が違うとか、テイスティングして、一番酸味の強かった77番を。
「これは日本酒じゃないですね(味的に)」という店主の奥さんの話し。
確かに、白ワインの様な味わいで個性的。
しかし、受け皿のないグラスにピッタンコで止める注ぎのプロやね、店主の奥さん。何千、何万回と注いでるんやろけどたいしたもんや。
ラストは濁り系で〆た。
左が能代で、右が太平山。
テイスティングして太平山を所望。
太平山・氷点貯蔵夏濁。
おお~、乳白色。
単なる濁り酒とは違い、甘過ぎずしっかりとした味わいで飽きが来ない。
3杯飲んでお会計は、4,400円。
一軒目より高く付いた。
一杯毎の酒の量は多いので、十分に満足。珍しい酒が飲めるし。また来るわ。
オマケで帰り道の城のお掘のハス。幻想的ですのぅ。
| 固定リンク
コメント