三菱みなとみらい技術館見学
先日、見学した『三菱みなとみらい技術館』について書き留めておく。
日にちは、2015年3月14日(土)。
場所は横浜(神奈川県)の「みなとみらい21地区」、横浜ランドマークタワーの隣と言った方が解りやすいか。あべのハルカスに日本一の高さを抜かれた。
行く途中、おしゃれ着をした幼稚園児をあちらこちらで見かけたが、卒園式の集中日だった模様。親が来やすいので土曜日なのだろう。
横断歩道の途中で慣れない黒靴の片方が脱げて、慌てて拾って手に持ったまま先を歩く母親に走って追い付こうとする女の子の姿も。・・・(いい思い出になるやろねぇ)
そして、これも知らなかったが、翌日の3月15日(日)は横浜マラソンだそうで。みなとみらい21地区では、パイロンを立てる作業や、前日入りしたランナーが足ならしで走っている姿もちらほら。
そういう光景を見かけつつ、目的地の「三菱みなとみらい技術館」へ。
開館時間は10:00-17:00で、10:30頃に入った。
朝、ココスの朝食バイキングで腹膨らまして来たわ。昼抜きでぶっ通しで見学したいという気持ちがあったから。
噂のココスの朝食バイキング、初めてだったが、まあまあ良かったね。牛乳が無いのが唯一の難点。自家製パンが売りの様だがそんなでもなかった。スカスカメロンパンは美味かったが。パンだけにしとこうと思ったがカレーがあったのでご飯も食した。
サラダもあるが、おかずの種類はそれほどでも。自分で焼くワッフルはなかなか良い。コツも覚えた。1分+αが焦げ目が付いて機械に貼り付かず剥がし易くてよさげ。
842円で腹一杯ですわ。7時過ぎから食べてたけど、8時過ぎると後から後から客が入ってくる。
朝食の話はさておき。入館料は500円。
館内は1階と2階があって先ずは1階から。
深海コーナーが2015年3月1日からリニューアルしたそうで、「しんかい6500」の実物大模型の展示。新築のにおいがしたねプラッチック系の。
6500m潜るのに2時間半かかるそうで、浮上も同じく2時間半。潜水活動は8時間と決めているそうで、深く潜るとそれだけ探索時間が少なくなる。
しんかい6500が撮影した各種深海生物の映像も種類毎に見られ、優美にふるまう深海生物に癒し的な何かを感じた。
世界の潜水艇の模型も展示。10000mを潜る潜水艇もUSAにあるとか。
そして、ロケット。
多段式ロケットが現代の主流だそうで、切り離して落としたロケットの部品がどうなるのか(人に当たったりしないのか)、そういったことは説明になかった。
・・・船や飛行機の航路、当日の風などを計算して、安全な海上に落下させている様だが・・・(この時、天の声が幾つか響いてきた)
解説員が時折居るので聞いてもいい、この時は居なかったが。
宇宙服の下にオムツを履くという説明があったがこれは知らなかった。当然、宇宙にはトイレが無いからだが。
1階には他にも展示があるので、キニナル人は実際に行って見てきて欲しい。
次に2階へ。
科学館ということで、子ども向けの体験設備があり、全体的に子供連れが多かったが、団塊の世代位の数人の団体も多かった。横浜観光のコースにもなっている様子(館内呼び出しがあった)
滑車の仕組みや揚力、浮力、歯車の構造などを実際に触って体感出来るようになっている。
既にお気付きかと思うが、三菱と付いている通り、三菱重工が手がける様々な製品(構造物と言った方がいいか)を主体に展示されている。
映像コーナーでは鉄道、船舶、航空、みなとみらい21地区の4つのテーマで、過去から現代までを学べる。
実は、みなとみらい21地区は、三菱重工の横浜造船所があった所だそうで、横浜市に明け渡して、みなとみらい21地区が開発されたのだと。今では、昔の1号ドックが帆船日本丸の展示に使われていてその名残が見られる。
そういう意味で、2階の一部は、三菱重工の手がけた機関車(蒸気、電気、ディーゼル)、船舶、航空機の模型の展示。
今話題の戦艦武蔵も三菱重工だそうで。
365mある大型タンカーは、同じ縮尺の武蔵と比べるとかなり大きかった。
航空機では、零式艦上戦闘機はもちろん、、九六式や一式陸攻、局地戦闘機「雷電」など数々。
エネルギー関連(火力、水力、風力、地熱、太陽光、原子力)の展示も各種。
地球儀による設置場所の説明がなかなか興味深かった。それぞれの方式で適切な地域というのがあって。
不思議なことにオーストラリア大陸にだけは原子力発電所が無いんやね。(南極大陸除く)
原子力発電の方式も、2種類あるというのも勉強出来る。
核分裂で熱を発生させるのは同じだが、その熱で発生させた蒸気で直接、発電用タービンを回す方式と、その熱で水を高温(圧力をかけて沸騰しないようにし、300℃に熱して)にして、その熱で蒸気を発生させて発電用タービンを回す方式。後者の方が放射線の影響が少ないとか。
津波の教訓から更なる安全対策、電源喪失しても冷やし続ける仕組みを設けるようにしているのだとか。詳しくは実際に現地で見てください。
約5時間みっちり勉強した。
ホームページには書かれていないが、再入場可能なので、途中で食事に出てもOK。
今回の私のように朝食で腹一杯にする必要はありません
・・・ホームページに載せとけ~ヽ(`д´;)/
| 固定リンク
コメント