初めての動脈コレステロール検査
ここ十年以上、健康診断での総コレステロールの値が高く、食事にも気をつけており(納豆とか海藻とか)、自覚症状は無いんやが、今年の診断後の問診で、「血管のコレステロール(付着)度合いを調べてみましょう。」ということになり、近くの大病院を紹介してもらった。
ちなみに、総コレステロール値としては、国の基準値の上限が219だったか、それに対して220以上270以下でずっと推移してきている。
2015年4月1日(水)午後、桜満開の中、近所の『聖マリアンナ医科大学東横病院』へ。
ここは、前年、初めての大腸カメラで検査を受けた病院。その時の印象から、設備が良く、医師の腕も立つ病院。
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2014/06/post-cea7.html
受付を済ませ、先ずは検査へ。(因みに待合室のテレビでは、たまたま、高校野球の決勝戦をやっていた。敦賀気比×東海大四)
検査は2つあって、先ずは血圧測定。ただの血圧測定でなく、両足と両腕の4箇所+心臓部。
手首足首にパッドをはめるので、靴下を下ろして、と言われたのでそのようにし、腕も腕まくりして寝転んで構えていたら、腕は服の上からの測定で、折角まくった腕まくりを戻されてしまった。・・・あぁ、これはちょっとしたフェイント食らったね。
測定結果を見ると面白いことに部位によって数値が違っていた。120代の部位と140代の部位がある。
次は本題の動脈検査。
先程とは別の検査室となり、寝転がり、首にジェル状のものを塗られ、パッドを押し当てられて検査。
頸動脈を測定するのだが、右と左、両方見るのだと。
初め右で、パッドを当てて直ぐに終わるのかとおもいきや、強く当てたりずらしたりと、5分以上。
次に左で首の向きを変える(右に向く)ので、それで、モニターがあることに気付いた。
白黒のモニターで、お腹の赤ちゃんのエコー検査で使われるようなやつと思ってもらっていい。
超音波を当てて、動脈の状態を立体的に映すのだろう。
映像の状態としては、洞窟を横切りにした様な映像。洞窟の様に見えるのが多分、動脈で、動脈を縦に切った映像。
動脈縦切りだけでなく、見たい箇所を指定してボタンを押すと横切り(輪切り)の映像も可能だった。パッドの位置を少しずつずらして場所を変え、押す圧力を少しずつ変え断面映像の深さを変え、綿密に調べていく。
素人目には、血管があるということは解るが、コレステロールの付着具合は全く解らなかった。・・・(初めて見る映像で、白黒で鮮明では無いので、どの程度が基準なのかが解らんからね)
ちなみに、検査は検査官により坦々と進められ、検査中に説明などは無い。この後、医師の診断があるので、そこで説明を受ける。
動脈検査自体は十数分~20分程度で終了し、再度、受付して医師の診断。
結果は、特に異常無し。
細かく見ていくと以下の通り。
・足の血管の詰まり具合は、正常範囲。私の場合、腕の血圧に比べ足の血圧が8%程高く、これは至って正常とのこと。
・血管年齢は、実年齢相応
・血管へのコレステロール付着度合いは、
これは、撮影&録画された検査映像を見ながら医師が説明してくれて、右頸動脈は血管の厚み0.5mmで正常。左頸動脈も0.5mmで正常だが、一部、1.4mmの所があって、ここにコレステロールが付着しているとのこと。ただ、これも正常範囲(年齢的に)と。
一般的に左側の方が血流が多く、右と左では左側にコレステロールが付着かる人が多いのだと。
今後、コレステロールに注意して行けば、この1.4mmを減らすことも可能と。
そして、血管年齢が大きく下がる(若返る)ということは無いが、実年齢よりも年齢の進みを遅らせることは可能と。・・・なるほど。
検査して、『ただちに影響は無い』というのが解りスッキリした。・・・(将来的には影響があるってことです)
国の基準値219を超えた総コレステルール値に対する治療目的の検査ということで、健康保険が適用され、本人3割負担。お会計は3550円でした。
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