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2015年6月30日 (火)

千歳鶴・吟風・純米大吟醸(2015年頒布会)

先日の日曜夕方から少し涼しくなった関東地方。曇りがちな天気ということもあるが。

札幌の地酒、千歳鶴。
2015年の頒布会6月分の1本目。
前回の記事から謳ってはいるが、今年の頒布会のテーマは、「吟風」「きたしずく」飲み比べ。
詳細は過去記事を辿ってくだされ↓
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2015/05/2015-8f83.html

6月は純米大吟醸の飲み比べ。精米歩合40%、日本酒度+3


盃に注ぐと、意外と色が付いている。


お味は、水のようにナチュラルでさらさら。砂糖水(決して安っぽい味ではなく)の様な甘口で、スッキリした飲み口。
精米歩合40%まで磨いた結果と思うが、繊細で上品な味わいの代わりに米の旨みの力強さは抑えられた感じ。
広口の盃で飲むとやや力強さを感じる。場合によって盃を使い分ければ良いかと。
この酒に関しては特長となる繊細な味がより強調される細口縦長の盃の方が好みかな。

6月分の2本目、きたしずくの純米大吟醸も楽しみである(^^

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2015年6月28日 (日)

サントリー・プレミアムモルツ・~ザ・プレミアム・モルツ・フェスト開館記念缶~

ゴールドシップの出遅れで損害を被った人が今日は多い筈。
私もその一人。
去年は、下手に相手を絞って人気のない2頭(確かトーセンジョーダンとカレンミロティック)を外して馬連で流したら、高配当を取り逃がした思いがあって、今年は馬連総流ししたら、アレ~!
何かやらかすだろうとは薄々は心の片隅にはあったが。

話が逸れましたが、今日は、昼間は真夏並に暑かったが夕方(3時頃かな)から一気に曇って空気も涼しくなった。
なので、第三のbeerでなくbeerを。よりコクを感じたいということで。
限定品かと思って買ったら、~ザ・プレミアム・モルツ・フェスト開館記念缶~なる中身は同じで缶デザインだけ変えた物だった。

ちなみに、価格は、野川のOKストアで189円。
アルコール分は5.5%


色は見ていただく程ではないが。皆さんお分かりの筈。


お味は、安定の美味しさ。深いコクと麦の旨み。
昨日の第三のbeerとは全く違います(^^

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2015年6月27日 (土)

サッポロ・麦とホップ・ザ・ゴールド・薫るコク

暑くなってきたので久々に第三のbeerを。
限定製造な模様。
富良野産ゴールデンスターなる限定ホップを一部使用。

近所の宮内二丁目のライフで113円。
アルコール分は5%


第三のbeerということで色は薄め。
意外とホップの香りがします。


お味は、ホップ感たっぷりの爽快で華やいだ飲み心地。
限りなくbeerに近い「麦とホップ」の麦感にホップ感が更に強調されている。
キューっと飲めて夏に合うお味かと(^^

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2015年6月25日 (木)

キリン・ビターズ・エクストラビター

夏至を過ぎて暑くなって来ましたなぁ。
そんな訳で、久しぶりにチューハイを。キリッと冷やして。
キリン・ビターズのニューフェイスかな。エクストラビター。
近所の宮内二丁目のライフで108円。アルコール分は8%


漆黒の缶デザインから、中身はどんな色をしているのか気になる所ですが、オーソドックスな透明色でした。


お味は、エクストラビターと言うほどビターではなく、レモン系の酸っぱさが目立つ。
そうそう!キリンレモンの味。
キリンレモンビターの方がネーミング的に合っているのでは。
「キリンレモンや、キリンレモンや」と思いながらゴクゴク飲んでると8%なので後からガツンと来ます。(^^

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2015年6月24日 (水)

サントリー・クラフトセレクト・ブラウンエール

サントリーのクラフトセレクトシリーズ、VOL2、ブラウンエール。

先日は、VOL1のペールエールを飲みました。
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2015/06/post-b641.html

同じく、野川のOKストアで198円。
アルコール分は5%
こちらは「旨み」や「香り」が特長。
よくよく見るとどんな形状のグラスが合うか、お薦めが出てるではないか。・・・心憎いオシャレな演出ですなぁ。


グラスに注ぐと、やはり褐色の濃い色。


お味は、コクの深~い、カラメル感。苦みが少なく優しい口当たり。
落ち着いてゆったりと飲める。このクラフトセレクトシリーズ、限定醸造と言わず定番にして欲しいね(^^

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2015年6月23日 (火)

タヴェルネッロ・ロッソ

イタリアの赤ワイン。ちなみに、ロッソは赤を意味する。
裏ラベルの説明によると、イタリアで販売量No1のワインブランドで、
タヴェルネッロは「小さな居酒屋」を意味すると。

ライトボディで、アルコール分は11.5%

OKストア溝の口で539円でした。


ライトボディということで、色は薄め。
香りは若々しい。・・・(結構良い香りで飲む前に3分は楽しめる)


お味は、素直な飲み口で、ぶどうの旨み、ちょい甘み、少しの渋味、そういった要素がバランスよく交わる。
これは当たりワイン。販売量No1にナットク。
ライトなので、デイリーで気軽に飲むのに向いてるかと(^^

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2015年6月22日 (月)

ファンケル株主総会(2015.6.20)

今年も行ってきたファンケルの株主総会。
2015年6月20日(土)、毎年土曜で行きやすい株主総会。
去年2014年は6月21日(土)で364日ぶりの横浜アリーナ。
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2014/06/2014621-972e.html

去年は、12:30開場で総会が13:30開始だったのに対し、今年は11:30開場の総会13:00からと1時間半の余裕を取っている。
11:00の時点でそこそこ並んでいた。


皆さん、早くから来られるのは、総会会場で前の席を確保よりも、隣の懇親会会場での特別販売や、肌年齢チェックなどの催しがお目当てだった模様。

総会でも説明があったが、カロリミット、発芽米などスター商品は揃っているが認知度を上げるため、今後は広告宣伝にも力を入れていくということで、発芽米の新ゆるキャラも。
今後、TVCMで見かけるようになるかも知れない。

13時からの総会の前に懇親会会場で新商品をリサーチする訳やが、気になったのが、「計圧サポート」なる商品。商品名で血圧を下げる効果があるというのが想像出来るが、説明員に話を聞くと、以前は「おだやか習慣」なる中身は同じ商品名で、国の基準が変わったことにより、より具体的効果を商品名に使えるようになったと。
この件についても総会でも説明があり『機能性表示食品制度』なるものだそうで、先に実施された米国ではサプリメントの売上が7倍にも上がったと。・・・(ホンマかいな?)


13時から総会。
事業計画説明の中で一番ピン!と来たのが、「5年間で売上を倍増」というスライドの説明・・・φ(.. )メモシテオコウ
説明後の質疑応答でも、質問された株主が居て、「具体的な見通しは?、この先人口減少していく日本では難しいのでは?」と・・・(確かにおっしゃる通り)
広告宣伝に費用を投じ認知度を上げることと販売チャネルの拡大、研究開発機能を拡大して他社では真似できない商品作りを行うことを計画しておりそれらを元に予測したのだとか。

会長で創業者の池森さんも別の質問の際に熱く語ってたわ。一旦引退したが戻って建て直す所までは来た。今後、軌道修正して前に進んでいく所までを創業者として見届けたい。・・・(本当はのんびりと余生を送りたい的な本音もポロリ)

十分な質疑応答時間を取り、総会自体は2時間で終了。

15:00から参加自由の無料セミナーがあり折角なので聴講した。
金魚(苗字)さんというファンケルの方が、「遺伝子検査から知る未来の自分」というテーマで解説。
一言で言うと、肥満になり易い/難い、高/低血圧、糖尿病になり易い/難いといった遺伝子の性質があり、一人一人決まっていて一生変わらないと・・・(目の色や髪の色と同じ)
例えば、動脈硬化が進みやすい/進みにくいの違いも遺伝子で人それぞれに決まっており、個体差の違う夫婦で同じ食生活を続けていると当然なり易い方の人が先に動脈硬化になるため、サプリメント等の補助食品で予防が必要と。
高血圧でも塩分に反応する遺伝子と、それ以外の要因に関係する幾つかの遺伝子があって、塩分を控えても改善しないのはその遺伝子の型に合った対処法をしていないからと。・・・(うーむ!これは説得力ある)


国民一人当たりの平均で年間30万円の医療費だそうだが(これも総会で説明あり)、こういう予防医療が今後大きく注目されるかもやね。

そして、毎年足しげく通う最大の目的、お土産。

今年は、

1.おかずスープdeスッキリ
2.洗顔パウダーⅡしっとり
3.本搾り青汁ベーシック(10本)
4.ビタミンE&γ-トコフェロール(15日分30粒)
5.マカ&亜鉛(15日分45粒)


去年に引き続き、今年もなかなかの収穫です(^^

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2015年6月21日 (日)

サントリー・クラフトセレクト・ペールエール

久しぶりにbeerを。
サントリーのクラフトセレクトシリーズ、VOL1、ペールエール。
(因みに、VOL2はブラウンエール)

野川のOKストアで198円。
アルコール分は5%


限定醸造だそうで、なくなり次第、販売終了。



エールビールにしては色は薄めですかね。
香りが柑橘系。

お味は、心地よいほろ苦さと、柑橘の香りがベストマッチ。
エールビールなので、あまり冷やしすぎないないのが美味しく飲むコツかと。

イイネ、このクラフトセレクトシリーズ。これからも楽しみです。

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2015年6月20日 (土)

東光・純米吟醸生原酒出羽燦々

米沢の地酒、東光。
久しぶりの一升瓶でもある。


先日は、「純米吟醸生原酒しぼりたて」を飲んだが、今回は、低温熟成タイプの純米吟醸生原酒で数量限定500本(一升瓶、四合瓶それぞれで)。
折角なので飲み応えのある一升瓶で。(価格は3000円税込)

因みに、先日のしぼりたての記事↓
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2015/06/post-9b46.html


酒米に山形県が誇る「出羽燦々」が使われており、生原酒を0℃で5ヶ月間低温熟成。
精米歩合55%、日本酒度+5(辛口)、アルコール分16度。


盃に注ぐと、おぉ~!熟成されているからか僅かに色が付いている。


お味は、キュンとした新鮮感と、ほわっと来る熟成感、相反する要素がうまい具合に融合。一粒で二度美味しい喜び(^Q^)
日本酒度+5のせいか非常にキレが良く、それでいて辛口でもない、芳醇な旨口。
香りも華やかでGOOD!細口縦長の盃が断然合う。
これで一升瓶3000円はかなりのお買い得。来年も忘れずに注文します(^^

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2015年6月19日 (金)

2015年5月-北海道旅行・札幌→関東へ(最終記事)

2015年5月6日(水)、今回の北海道旅行5日目、最終日。
この日は午前中少し買物をして後は関東へ戻るだけ。
4日5日の後半2泊は札幌の定宿だったが、前回年末に泊まった時と比べ、テレビが液晶になっていた。・・・初め気付かなかったが、机がえらく広く感じて、ふと見るとハッ(゚д゚)って感じ。
過去記事を見るとブラウン管テレビが机の半分を占拠していたことが分かる。
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2008/07/20086_7a38.html

ホテルマンに聞くと、4月の20日頃に入れ換えたのだと。


千歳鶴酒ミュージアムで酒の買物などして、その後、快速エアポートで新千歳空港へ。
展望デッキに昇ると、数分置きに飛行機の離陸が見られる。
飛んだら次の待機してたのが地上を進み、やがて離陸。その繰り返し。


今回の便は新千歳1530→1705羽田のANA068。
羽田からの便の到着が遅れ、30分遅れでしたわ。
もちろん満席。
相変わらず赤ちゃんの鳴き声が機内でよく聞こえた。年末年始やGWは帰省が多いからね。


いゃ~、今回も良かった北海道。
久しぶりの雪のない季節もいいもんやね。

最後に、今まで走破したルートに今回新たに通ったルートを書き足しとくわ。藤色の線(段々と色がなくなってきた)

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2015年6月18日 (木)

サントリー・こくしぼり・グレープフルーツ

昨日は職場の飲み会でかなり飲み過ぎた。隣駅の武蔵新城にある「すっとこどっこい」という店だったが、一次会の後に同じ店の同じ場所で二次会(テーブルは4分の1に縮小)。飲み放題で余った酒を片づけつつ・・・なので安く上がった。
10時半位に終わったと思うが、家着いたら0時過ぎてたな。徒歩で30分ちょいの距離の筈やが。
今日、会社でもしんどかった。午後に帰ろうかとも思ったが色々降ってきて結局定時まで。

なので、今日は軽くチューハイを。
また新商品かいな。
近所の宮内二丁目のライフで108円と安かった。
果汁28%は比率高い。アルコール分は5%


理由は分からぬが、「一度、逆さにしてからお飲みください。」と。


果汁28%の効果か非常に濁った色(美味しそうという意味あいの)
・・・注いでから気付いたが、逆さにするん忘れたやんけヾ(´Д`) ノ゛


お味は、非常にジューシーなジュース感。グレープフルーツの酸っぱさがストレートに響く。
今までの缶チューハイと一味も二味も違います。
これで108円は安い!

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2015年6月16日 (火)

Bodegaza(2013)赤

チリの赤ワイン。読み方がいま一つ分からんので、そのままで。
ボデガザかな?netでも出て来ず。ボデガスならあったけど。

近所の宮内二丁目のライフで430円と安かった。
アルコール分は、12.5%
シンプルなラベルデザインがいい。味が良ければなお良い。


やや薄めのワインレッド。


若々しいフレッシュな香り。
お味は、お手軽ライトな感覚で素直な飲み口。ゴクゴクと飲める。
飲みやすくてデイリーにはピッタリです(^^
よく冷やした方が美味しい。

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2015年6月15日 (月)

2015年5月-北海道旅行・ザ・ニッカ・バー(THE NIKKA BAR)

前記事からの続き。
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2015/06/20155--9d8f.html

2015年5月5日(火)、「すすきのさかな家」の次の2軒目は、『THE NIKKA BAR』へ。
昼間、余市蒸留所を見学したし、今回の北海道旅行最後の夜の締めに相応しい。
全国に幾つかあるというニッカ・バーの中で、THEが付くのはここだけという特別な店。


場所は、全国的にも有名な「すすきの交差点」にあるNIKKAの顔、すすきのビルではなく。
・・・〔因みにすすきの交差点は、駅前通り(西4と西3)と36号線(南4条の通り)が交差〕

すすきのビルの、直ぐ東隣の第3グリーンビル2階にある。
マッサンとリタに成りきれるパネル写真が店頭にあった。


店内、非常にエグゼクティブな雰囲気。
案内された席は、丁度目の前がマッサンにまつわる解説が飾られた柱のある席だった。
折角なので、余市テイスティングセットを。
余市10年、12年、15年を飲み比べ出来る。


間もなく、3種の余市が運ばれてきた。
昼間の余市蒸留所見学では、「ウイスキーは必ずしも貯蔵年数の長いものが美味しいという訳ではなく、人それぞれ好みがあるので、自分の好みのものを見つけて欲しい」といったことを学んだ。

10年、12年、15年で味の違いが解るのか?と初め思ったが、実際、テイスティングすると、それぞれに特徴があって味が異なることが解る。
私の場合、真ん中の12年が好みであった。10年もいい。
その場では特徴を述べられる位に表現できたが、1ヶ月経った今では、それを文章に表すのは難しい。(翌日でも難しいかも)


目の前には竹鶴ノート(複製)が置かれており、びっしりと書かれた文章からマッサンの試行錯誤した様子やウイスキーにかける情熱を感じとることが出来た。


ゆったりとした大人の時間を過ごし、お会計は、3850円、カードで会計。
事前にインターネットで調べたが、席料だけで1000円です。(自家製チョコレート、ドライフルーツのおつまみ付き)
他にサービス料が10%。

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2015年6月14日 (日)

キリン・淡麗極上生

久々に発泡酒を。第三のbeerでなく発泡酒。
ロングセラー商品「淡麗生」に大麦40%増量で更に進化と。
溝の口のオーケーストアで127円。アルコール分は5.5%。


発泡酒だけあって色の薄さは否めないか。


お味は、おお~、限りなくbeerに近い味。
麦の旨みとキリンの苦みがよく表現されとる。
しっかりガツンと来る飲み応え。
beerに比べるとコクが劣るのは否めないが、暑い日の1杯目にキューって飲むにはこちらの方がいいかも(^^

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2015年6月13日 (土)

東光・純米吟醸生原酒しぼりたて

米沢の地酒、東光(とうこうと読む)

精米歩合55%の純米吟醸。日本酒度-5(かなり甘口)
「生原酒しぼりたて」ということで要冷蔵。
アルコール分は16度です。


東光友の会(無料)に入っており、先日カタログが送られてきて注文!
6月10日締め切りで、ご予約分のみ生詰めしてお届けと。
説明によると、蔵人でなければ飲めない「ふな口」に非常に近い状態の酒。
※「ふな口」とは、搾って直ぐの何も手を加えていない生の酒のことと。・・・よく飲む菊水のふなぐち(黄色缶とか赤缶)もそれに近いのかな?

四合瓶のみで価格は1350円(税込)

1万8百円以上のお買い上げで送料無料(クール代250円別)ということで、他にも幾つか注文した。


実は、今日夜に届いたばかり。

しぼりたてだからかほぼ無色透明。


お味は、生のフレッシュ感。そう言えば、菊水ふなぐち黄色缶に味(の雰囲気)が似ている。
口に含むと奥底に力強く叩きつける感覚。ガツンと来るガツンと。訴えかける様な。
日本酒度-5だが、その割にはキリッと後口もスッキリ。
生なのでこれが本来の日本酒の味だろうが、普段飲む火入れ酒や生貯蔵酒、生詰酒、最も近いと思われる生酒とも違った、活きた酵母の味わいを微かに感じる(ような)
「うまい、うまい」で無意識にアテもなく何杯もカラ酒で飲み進めてしまう美味しさです(^^

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2015年6月12日 (金)

2015年5月-北海道旅行・札幌の居酒屋「すすきのさかな家」

5月5日(火)、余市から札幌に戻ってきて軽く飲みに。
前々から気になっていた「すすきのさかな家」という店。
店の外からの写真を撮り忘れたわ。
場所は、南6西4辺り、南6条通りと南7条通りの間の通りで西5丁目寄りの西4丁目。


カウンター席に、奥には座敷。


北海道の地酒があるか不安であったが、あったわ。
今回の旅行で初めての北斗随想を。栗山町の酒です。スッキリで膨らみもあってうまい。
料理は、行者にんにくの醤油漬け、鮭ハラスなんぞを。
2杯目は根室の酒、北の勝。スッキリ系でうまい。北の勝にも各種銘柄があるが、大海でなく鳳凰かね。鳳凰の方が庶民向け。


「チカ」というバイトの娘が店長と料理人の指示で接客対応に大活躍。
「はい、チカこれ持っていって~」「チカ下げて~」っていった具合。

軽く酒2杯で店を出た。お会計は3521円。ちょいお高目かな。味が飛び抜けて良いという訳でも特別、雰囲気が良いという訳でもないが。
昨日の八家と系列店な模様、偶然にも。因みに、大晦日も営業しているので、その点では心強い(但し、貸切となる場合が有り)。

軽くもう一軒行きましょうか。昼間、余市蒸留所を見学したことですし(^^

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2015年6月11日 (木)

サッポロ・超男梅サワー

梅雨入りとは関係無いが、梅サワーを。
普段は殆ど梅サワーは飲まんが(梅酒は飲むけど)、一味違った梅サワーの様なので買ってみた。
通常バージョンのアルコール度数5%のシルバー缶と、8%のゴールド缶があり、今回はゴールド缶。超・男梅サワー。
近所の宮内二丁目のライフで138円。

商品ホームページを覗くと開発秘話があり、サッポロのN氏なる開発担当が思いつき、男梅キャンデーのノーベル社の社長に開発品のダメ出しを何度もくらいながらも最終的には、『梅干し感』を出す事に成功と。


梅酒の様なハチミツ色を想像していたが、梅干し色。


お味は、うーむ!買った当初は単なる一発物かと思ったが、正統派の梅干しの味が表現されており、酸っぱいながらもその遙か先には微かに甘みも感じる。
酸っぱいというより塩しょっぱいという表現の方が適切かも。
香りもシソの香りで心地よい。
こういう梅サワーを私は待っていた。
何故今までなかったのだろうと思うくらい美味しい(^^

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2015年6月10日 (水)

ヴィニャ・ドリア赤

WindowsのUPdateをしたらパソコンの調子が悪くなった。途中で電源断したからか。クロームというブラウザソフトがどっか行ってしまい、再インストールしたら治った。ブックマークとか履歴は何故か前のまま復活。まぁ、元に戻った(かな)。

本題に戻りまして。
スペインの赤ワイン。
近所のFit CARE DEPOTで615円。
アルコール分は13.5%
ラベルデザインにうさぎって珍しい。


やや濃いめのワインレッド。


お味は、フルボディの力強さにカシスの様な果物感+心地よい渋味。
肉とかに合いそうな濃い味。
やや冷やして20℃位が良さそうです。
週の真ん中水曜日にはちょっと重たい感じがするが、じっくりと腰を据えて飲むには良いです。(どちらかと言うと週末向きかな(^^)

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2015年6月 9日 (火)

千歳鶴・山廃純米吟醸原酒

関東地方は、昨日辺りから梅雨入りした模様。少し涼しい気温である。(ええこっちゃ)

札幌の地酒、千歳鶴。「山廃純米吟醸原酒」なる限定酒。期間限定だったかな。


書体は一般的な千歳鶴と同じだが、金筆で手の込んだラベル。
千歳鶴酒ミュージアム直買いで1620円。
値の張る酒はラベルも凝っている。


酒質は、精米歩合55%、日本酒度+1、アルコール分17度以上18度未満。
山廃仕込みということで、酸味が利いたふくよかな酒に仕上がっている(筈)


山廃らしく結構色が付いている。


お味は、これが千歳鶴か?と思う位の奥行きの深~い酸味。初めにキュッと舌を刺激し、その後、心地よい酸味と膨らみと幅のある米の旨みが口の中にほわ~んと広がる。ホント、混じり気のない米の旨みだけを感じるわ。
うーむ!値段以上にこれは美味い。
また出会ったら必ず買う逸品ですこれは(^^
ただ、山廃だと旨みが凝縮される分、その蔵自体の個性の違いが薄れる気がします。・・・(例えば全く別の田酒の山廃と言われて出されても信じてしまうかと、今の私の利き酒力では。)
山廃ばかりを飲み比べれば蔵の違いを感じれる様になるかも知れんが。

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2015年6月 8日 (月)

2015年5月-北海道旅行・余市蒸留所見学

2015年5月5日(火)、今回の北海道旅行4日目。この日は朝から余市へ。
札幌から小樽経由となるが、小樽方面には未だ行ったことがなかった。北海道の日本海側だと留萌・増毛、江差はあるけれど。
計画では電車で行くつもりだったが、前日に夕張に向かう際のバスターミナルで余市方面行きのバスが出ており、往復割引もあるとのことでバスにした。電車、バスのどちらにしても、途中、小樽経由で電車は乗り換え、バスは停車ということになる。
小樽での乗り降りは行きも帰りも相当あった。
小樽を出ると日本海沿いを時折通る。
朝の連ドラ『マッサン』の影響か、バスは行きも帰りも満席。帰りは補助席も使われた。
因みにバス代は、札幌-余市、往復割引で1890円。


札幌駅バスターミナルから1時間半程で余市駅に到着。札幌より空気が美味しく感じられた。
ちなみに電車だと片道1070円。
余市駅の直ぐ近くに余市蒸留所の敷地があり、駅正面を真っ直ぐ歩けばよい。


まだ11時過ぎだったが、早めに昼食をと、駅前に柿崎商店なる海産物系の店があったが、あいにくかなり行列していたので、向かいにあった『せいちゃん』なるラーメン屋のあんかけやきそばを。素朴な味でまあまあ美味かった。

食べたら、駅前から徒歩5分。余市蒸留所の見学である。
こちらが入り口になり、ドラマで見た人もいるかと思うが、セットではなく本物の建物である。


驚いたことに、見学無料だった。「ドラマにより見学料でさぞかし儲かったろう」と勝手に思い込んでいた自分が恥ずかしくなった。


広大な蒸留所の一部が見学コースとして設定されており、一部の建物も内部が展示仕様になっている。ドラマで見覚えがある人もおられると思うが、セットではなく本物の建物である。


30分毎に解説員による解説付き見学が受けられる。
入り口の所からのスタートで、申込制の様だが何食わぬ顔してくっついて行けば良い。
建物の配置により工程は前後するが、ウイスキーの製造方法が学べる。
大麦から造った麦汁を発酵させて(ここまではbeerと同じだそうな)、ポットスチルなる大釜で蒸留し、出来たスピリッツなる無色の蒸留酒を樽の中で何年も寝かせるとモルトウイスキーとなる。
余市ではモルトのみ製造の様だが、トウモロコシなどで造られたものはグレーンウイスキーとなり、通常はモルトウイスキーとブレンドされてブレンデッドウイスキーに。

このしめ縄もドラマで見覚えがある人もいると思うが、本物である。


因みに30分毎に解説が行われるため解説員は何人かいて、どれも美人である。私の解説員は研修生であったが、後で別の回のベテラン解説員(それでも若いが)の解説を聞くとやはり説明内容が濃かった。
研修生の初々しい解説を聞くも善し、ベテランの密度の濃い解説を聞くも善し。時間に余裕があれば両方聞いて違いを楽しむのも善いかもしれない。

こちらが1号貯蔵庫。今は展示用になっているが、かつては使われていた。
ドラマで見覚えがある人も多いかと。


実は、かなりの奥行き。中も入れるが奥までは行けない。




見学コースの締めくくりは、お待ちかねの試飲コーナー。
鶴17年、余市10年の2種類が用意され、お一人様どちらか一杯(原則)
ドライバーや子供用にジュースや烏龍茶も充実。
鶴17年はまろやかで優しい味わい。余市10年はちょっと荒削りなゴツゴツした味わいでしたわ。


解説員の解説付きの見学は主要な一部分のみになるので、残りの見てない部分は後から自由見学すればよい。
もちろん自由見学でも試飲は可能なので、ご心配なく。
ウイスキーには欠かせない樽についての説明も十分にあった。
樽の側面が曲面なのは方向転換し易いからというのは目から鱗。


マッサンがここ余市に蒸留所を決めたのは海・山・川と条件が揃っているからと。


ウイスキー博物館が見学コース内にあり、各種ウイスキー(スコッチ、アイリッシュ、カナディアン、バーボン、等々)の説明や、マッサン、リタの歩んだ道の解説など。





因みに、この日は5月5日の子供の日なので少しは家族連れが減って空くだろうと思ったが、全く関係無かった。子供連れてくる人は連れてくる。
樽の中の熟成年数による香りの違いを嗅いで確かめられる展示では『お子様はご遠慮ください』の注意書きがあり、においを嗅げない子供が悔しそうにしていたのが印象的だった。

このシーンが記憶に残っている人も多いことかと。ウイスキー初出荷のシーン。


第1号ウイスキーも展示されている。何故か飲みかけと思ったが、長い年月で蒸発しとるのかな?


貯蔵年数毎の各種「余市」も展示。モルトウイスキーの中でも一つの蒸留所から作られたものがシングルモルト。複数の蒸留所のものをブレンドしたものがピュアモルトだそうで、ニッカだとここ余市蒸留所と宮城峡があるのだそう。


見学して、ウイスキーの勉強になった。知識を得て、ウイスキーを飲むとまた違った深い味わいとなるだろう。グラスを傾けながら見学した風景が脳裏によぎるかも知れない。
余市への思い入れが沸き、シングルモルト余市ファンになるやも。

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2015年6月 7日 (日)

安田記念・結果

ヴァンセンヌは2着でした。力は出し切っていたと思いますが。。


勝ったのは1番人気のモーリス。
ヴァンセンヌの相手として買わなかった理由は、下のクラスから3連勝してきてイキナリG1で勝ち負けは厳しいと踏んだから。(1番人気でなければ買ったかも。人気が無い分気楽に乗れるので)
でも結果は違って強かった。いつもは後方から差して来るが、今日は、先行して3,4番手の位置。(本来、ミッキーアイルが取るべきポジション)
前半1000m通過が57秒3と遅くはないが速くもないペース。なのでそれが正解のポジションであるし、それが出来た自在性も勝った理由かと。
ヴァンセンヌは直線では馬群に包まれて苦しい位置から外に進路を変えて追い上げたが、届かなかった。
3着に12番人気のクラレントが入って、ワイドで流せば良かったと後悔(`Д´)、40倍も付いてたし。。


モーリスはまだ4才と若いのでこれからまだまだ活躍しそう。
宝塚記念に出るかもやね。
それとも、夏は休んで毎日王冠(G2)から天皇賞(秋)もしくはマイルチャンピオンシップかな。

東京開催はあと3週。その後、夏競馬。
秋の東京開催は10月11月です。

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安田記念・予想

東京競馬場、芝1600m。
春の東京競馬G1-5連戦の最終戦。
人気が割れており難しいですが、遅咲きで勝ち上がってきたヴァンセンヌに◎
秋のマイルチャンピオンシップ2着のフィエロに○
左回りということでクラレント▲
後は、ミッキーアイル、エキストラエンドに△

買い目は、◎ヴァンセンヌの単複、◎から○▲△への馬連4点。

写真は、去年の優勝馬、世界のジャスタウェイ。

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2015年6月 6日 (土)

渓流朝しぼり・純米吟醸生原酒

以前にも飲んだことのある渓流朝しぼりの「純米吟醸生原酒」
以前は、「出品貯蔵酒」を。
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2014/06/post-5a2e.html

以前も値段の割に美味かったが、今回も野川のオーケーストアで970円(四合瓶、税込)
モンドセレクション金賞受賞の肩書き付きというのもある。


精米歩合59%。杜氏の名前まで書いてある。
生酒酒ではあるが要冷蔵ではなかった。
アルコール分は17度。


裏ラベルには、朝しぼってその場で瓶詰めと。


肩ラベルの裏書きには、「最初に開封した時と数日経った時の違いもお楽しみください。」と。
そこまでの自信作とは感心する。


完全なる無色透明。


お味は、やや人工的な甘みを感じるものの、雪中貯蔵的なしっとり熟成感とそれでいて若々しくクリアな味わいも。甘口の度合いが高いのでキレは無いが甘口好きには好まれる味かと。(私は甘口好き)
甘口ゆえ毎日飲む定番酒としては難しいと思うが、タマに飲む分にはいいし、この価格でこのお味なら上出来(^q^)
香りについてはZEROです。広口の盃の方が口の中で旨みが広がって善し。(香り無いので細口縦長の盃で香りを一緒に楽しむこともないってことか)

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2015年6月 5日 (金)

2015年5月-北海道旅行・札幌の居酒屋「八家」

2015年5月4日(月)、夕張から札幌に帰ってきて、軽く飲みに。
一軒目は年末に入った居酒屋「暖」

2回目なので、店の詳細は過去記事を↓
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2015/01/20151--028e.html

ここは千歳鶴が各種飲めるのがいい。この日は生酒があったのでそれを。

2回目だが大将は、私が初めての客の様に応対。どちらから来られたか?と。
まぁ、かなりのお歳なのでしょうがない、私もそれに合わせて初めての客として応対。

かなりのお歳ではあるが料理の腕は確か。


軽く酒2杯と料理2品(刺身盛り合わせ、姫鱈)で店を出た。お会計は丁度3000円。
店にはこういう興味深いものが貼ってあった。
北海道の都市別人口。札幌市の一極集中、夕張市はかなり下にある。
ここには書かれていないが人口密度では室蘭市が札幌市に次いで2位です。(だからと言って都会という訳ではない)


2軒目に前々から気になっていた「八家」という店へ。
場所は、味噌ラーメン専門店「にとりのけやき」のチョイ南数メートル。
にとりのけやきの場所は有名店なのでご存じの方も多いと思うが、駅前通り(西4と西3の間)のチョイ西3丁目側の南5と南6の中間にある通り沿いの南側。
・・・実は、駅前通り角にある中華まんじゅう屋が気になっており、今度、食べてみようかと思う。(今回の滞在中でも何度かその気になったが。)



八家の店内は、長いカウンター席にその後ろがテーブルだったか座敷だっか。
道内の酒があるか不安ではあったが、幾つかあった。
迷わず「吟風國稀」を。
スッキリ辛口でうまいねぇ~。
こじんまりとした店かと思ったが意外と大きく、数人の料理人と注文担当が居る模様。


2杯目は北の誉のにごり酒。北の誉は小樽の酒やね。
2軒目なので料理は軽く鶏系の串3本。まぁ味は普通です。
飛び切り雰囲気がいいという店ではないが、悪くはない店。
リピートするか?と言われたら、、どうやろねぇ。
因みに、お会計は2500円位でした。・・・(あんまし記憶にない)

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2015年6月 4日 (木)

エビス・ロイヤルセレクション

久しぶりにbeerを。エビス・ロイヤルセレクション。通称「青のエビス」
溝の口のオーケーストアで207円(税込)
ホームページによると5種類の麦芽を使用とのこと。


結構、濃いめなブラウン。香り自体も華やかです。


お味は、複雑で深い味わい。香ばしさがあって深いコク、これぞ麦酒といった味。
ノーマルな金のエビスよりこちらの方が好みの味(^^

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2015年6月 3日 (水)

シャトー・デル・バジェ赤(2013)

チリの赤ワイン。
近所のFit CARE DEPOTで615円。
ラベルを読むと、ぶどう品種はカベルネ・ソーヴィニヨンとメルローの2種類使われていると。
アルコール分は12.5%


飲み頃温度は16℃前後、今の時期、少し冷やさねばならない。
輸入会社のドウシシャって結構、安定した美味しさのワインを出している気がする。今までの経験上。


やや濃いめのワインレッド。


お味は、プラムの香りが華やかで、渋味しっかりの辛口。
渋味、酸味がしっかりしたのが特徴的で美味しい。お値段以上、ドウシシャかと(^^

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2015年6月 2日 (火)

千歳鶴・特別純米

札幌の地酒、千歳鶴。
特別純米は以前にも飲んでいるが、その頃より年月が経ち、ラベルデザインも変わり、精米歩合度合いも55%→60%となった。
以前の特別純米↓
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2011/04/post-79be.html



今年の頒布会5月分も特別純米で精米歩合60%と同じだったが日本酒度が+5と+4と異なっており、それとも違う様である。
こういう飲み比べも楽しいね。
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2015/05/2015-8f83.html

価格は、千歳鶴酒ミュージアム直買いで、1473円(四合瓶)
ほぼ無色透明。


お味は、日本酒度が+4にしてはかなり辛口に感じるスッキリ感。
非常に締まった味わいで、固い感じがし、キリっとした舌触り。
頒布会の特別純米の柔らかな味わいとは全く異なるキレ系。
酒米の違いもあると思うが、同じ蔵元の特別純米でもこうも違うものですか。しかも日本酒度はこちらの方が甘口寄りにも関わらず辛口に感じるとは。
晩酌の定番として毎日飲むのであればこれくらいの辛口の方が好まれるのかも知れません。料理と合わせると丁度よい按配。栃尾揚げ+納豆味噌混ぜとはメチャ合う(^^

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2015年6月 1日 (月)

2015年5月-北海道旅行・夕張石炭博物館見学

前記事からの続き↓
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2015/05/20155--19df.html

5月4日(月)、夕張に到着後、石炭博物館の見学。前の記事で述べた様に、前年の冬に閉まっていて見学出来なかったため、リベンジとなる。
入場料は1230円と過去に入った博物館の中では最高額と思われる。まあその分期待は膨らむが。


石炭とは?から始まり、石炭採掘者の一日、石炭採掘の道具・機械などを展示。
外国の石炭と日本の石炭では、出来た時代や元になった植物の種類が違う。ということを初めて知った。外国の石炭の方が古くシダや裸子植物、日本のはそれより後の時代の被子植物が堆積して炭化したものと。どちらが熱効率が良いかまでは説明になかった。

石炭採掘者の一日では、仕事中はずっと穴の中だそうで、弁当も穴の中で。家族には事務所で食べていると偽っていたそうで、なぜなら食べる仕種が非常に人に見せられない様な格好だったからと。これだけは仕事仲間だけの秘密でこの話は墓場まで持っていきたいとまで。どういうことかはプライバシーもあるのでこのブログでは語ることが出来ない。キニナル人は実際に行って見てきてください。

石炭採掘はツルハシでコンコンというイメージが強いが、それは明治の時代で、その後、コールピックなる電動のドリルの様なものや、ベルトコンベアー、ダイナマイトなどが登場し、効率化されていった。最終的にはドリルマシンの様な大がかりな機械に。

そして、採掘する穴は、縦穴から始まり、石炭の層に沿って横穴や斜め穴を掘り進んで行ったと。



そして、この博物館の売りといっていい、入坑シミュレーションなるもの。
地下1000mまでエレベータで降下。・・・それで1230円か。スカイツリーを超える距離を降下することになる。・・・そういった思いを巡らせながらエレベータに向かう。ちょっと感動モンでしたわ。


エレベータを降り、地下1000mの世界に到達。温度計があり、5℃でした。ちなみにこの日の外気温は23℃位だったかと。
炭鉱での仕事ぶりが初期の手掘りからコールピック、ドリルマシンと順に展示。
そして、その更に先に進むと、一人の係員からヘッドライト付きのヘルメットを渡され、実際に使われた炭鉱跡の内部を見学出来るようになっている。

順路は決められており、迷子になることはない。
当時実際に使われていた緊急避難用のシェルターが曲がり角に設けられた退避領域に置かれており、中に酸素吸入器などの非常用設備が備えられていると。
要は、事故発生時にここに逃げ込めたかどうかで生死が別れたと。穴の中でガス爆発などが起こると直ぐに酸欠状態になるということと思う。

坑道内を見学し、少しの階段を登って出口は外の世界へ。(行きはエレベータだったのにとか、あまり突っ込まないでください。不思議と思われるなら実際に行って確かめれば良い。私も扉を開けて外に出てきた時には???クエスチョンの連続でしたわ。)
ヘルメットは、出口右側の返却箱へ。


出口近くには、冬は積雪で近寄れなかった『石炭の大露頭』


石炭が剥き出しで風格があった。


見学が終わり、ホテルマウントレースイ前に戻って、帰りのバス。
15:43のバスだがこれを逃すと札幌に帰れなくなる。(遠回りになるが電車で帰ることは出来る)


日本での石炭採掘は衰退していくが、相次いだ事故によるものか、資源が枯渇したためか、価格的に採算が合わないためなのか、石炭の需要が減ったためなのか。そういったことは解らなかった。触れてはイケナイ事柄なんかね?

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