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2015年8月14日 (金)

群馬県立自然史博物館~企画展・恐竜時代の海の支配者~

先日、群馬県まで見に行ってきた恐竜展の記事をUP。
幕張メッセのメガ恐竜展の帰りに見かけたポスターで気になったアレです。

メガ恐竜展の記事はこちら↓
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2015/08/2015-a5de.html

日にちは2015年8月7日(金)で、この日は有休。

地元の武蔵小杉駅から湘南新宿ラインで高崎駅まで直通電車が出ており、比較的群馬県は近い。ただ、高崎行きは、概ね1時間に1本でそれ以外は、途中駅や宇都宮方面(東北本線)行きだったりする。
今回も途中の籠原行きで、そこで上野方面から来た高崎行きに乗り継いだ。
高崎駅に着くとホームにSLが。特別観光列車かな?手入れがかなり行き届いた風であった。


高崎駅から私鉄の上信電鉄に乗り換え、上州七日市という駅まで。電車賃は840円と距離の割に高い。
因みに、この2つ手前(高崎寄り)の駅が上州富岡駅で、世界遺産に登録された富岡製糸場がある駅。
世界遺産登録より前に見学しているが、その時と比べて駅が綺麗にリニューアルされていた。
その時の記事はこちら↓
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2012/08/20126--5ba1.html

下の写真は上州七日市駅です。


駅から徒歩30分程で群馬県立自然史博物館に到着。公称は25分だが上り坂なのでそれ位かかる。
企画展は、「恐竜時代の海の支配者」
入場料は720円で常設展と合わせて見学可。
メガ恐竜展の半券で割引があるか期待したがそういうものは無かった。自販機で券を買う。




海に支配者がテーマと言うことで先ずはハイギョの展示。
これ以外にも合わせて3種が展示されていた。空気呼吸が出来ないと死んでしまう種類もいるとか。


ハイギョの後は本格的な展示。ワクワクである。

恐竜時代、すなわち中生代「三畳紀・ジュラ紀・白亜紀」、2億5000万年前~6600万年前の約1億8400万年間の海の支配者として、恐竜とは別に分類された魚竜、首長竜といった海竜を中心に展示。


先ずは魚竜。想像図はイルカに似ているが、進化の過程で海の環境に適応するため必然的に似るのだそうな。


魚竜は比較的早い三畳紀に現れ、早い内に衰退していったそうな。理由は分かりませぬが。
有名所だとイクチオサウルスですかね。


首長竜として、フタバスズキリュウなど数点が展示。


首長竜は、魚竜と入れ代わる様にジュラ紀から繁栄。
有名所は、プレシオサウルス、エラスモサウルスですかね。
ネッシーの形と言えば想像付きやすいか。


魚竜や首長竜は中生代より前に恐竜の系統から別れ独自に進化していったと。

海に進出して行った恐竜はいなかったのか?という疑問が沸くが、陸で大繁栄したので、その必要がなかったのだろう。
恐竜より強い生物が陸に現れて追い立てられれば話は変わると思うが。

トカゲやヘビに近い、モササウルスなる種類が首長竜と代わり白亜紀後期に繁栄。
首の短い、ヒレを持つワニの様な体型。
中生代の中で、魚竜→首長竜→モササウルスと主役交代していったのが興味深い。


他にも世界初公開となるワニの実物化石(全身骨格復元)などもあり、なかなか見応えがあった。

更に見応えがあったのが、隣にあった常設展。2階もある。
上野の国立科学博物館のミニ版といった感じだが、群馬県に特化した展示もあってかなり勉強になる。
例えば尾瀬や赤城山など。
赤城山の太古の噴火で大量の噴出物が山の東側に飛んで、それが鹿沼土なのだと。







企画展は1時間半程で見終えたが、常設展はボリュームが大きく4時間。


720円でかなり勉強になった。
群馬県恐るべしやね。神奈川県にもこれだけのものがあるのだろうか?

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