一本義・秋あがり・純米生貯蔵
今日は、季節外れにそこそこ暑かった関東地方。
福井県勝山の酒だそうな。
日吉東急で1296円(本体1200+税96)。
蔵元は、一本義久保本店。
精米歩合70%
「秋あがり」でありながら、実は、生貯蔵という。
勝山から販売員が来てて、『生詰か?』と聞くと、「火入れしております。」と。
『逆やな~』と言うと、「はい、そうでございます。」と。
本来、秋あがりは火入れして貯蔵し、瓶詰め時の火入れはせずに出荷するもの。
面白い趣向なので、買ってみた。・・・(販売員目の前にして、別の商品だけ買って帰られへんがな、人情的に(´ヮ`;)。北陸福井の酒なのでハズレは無いだろうという思いもあったし。)
盃に注ぐと、ほぼ無色透明に近い。
お味は、生貯蔵のフレッシュさが少し感じられながら、やや熟成感も。本来の秋あがりの熟成感よりは低い。相反する要素を持ちながらどっち付かずという訳でなく、うまい具合にバランスは取れている。
そして、何より、精米歩合70%から来る米の旨みが善い。
お酒の出来としては十分に美味しい。
別の商品を籠に入れて、2本目に、この瓶を入れたとき、嬉しそうにしてたわその販売員。
最後に、「素朴で純な味です。」と言っていたが、確かにその通り!の味やわ。
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