2015年9月-三島旅行・山中城跡見学(その1)
前回の箱根の記事からの続き。
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2015/09/20159--98e6.html
(日にちは2015.9.22)
元箱根のバス停から東海バスで、『山中城跡』バス停で下車。
元箱根からの所要時間は15分位、バス代は600円程。
『次は、山中城跡』の案内でボタンを押すと、「山中城に行かれるのなら、一つ前の『山中』で降りた方が坂を登らなくて良いです。」と運転手からアドバイス・・・(もう過ぎたから遅いがな・・・)
確かに、バス停降りてから3~4分坂を登り、城の入り口へ。
日本百名城の一つ、山中城跡。北条氏の城です。(小田原の)
かなり見応えがあったので、3回位に記事を分ける。それ位ボリュームが大きかった。
城は国道1号線を挟んで本城ゾーン(右側)と付城ゾーン(左側)に大きく分かれる。
先ずは本城から攻める。
本城の中でも、本丸、北の丸、西の丸、西櫓、二の丸と、幾つもの郭で構成されており、この順に攻めてみることに。
下の絵図で言うと、右下の領域が本丸、北の丸である。
三の丸の外側(絵図の左下の欄外)に入り口があり、田尻の池、箱井戸に出て、そこから二の丸と本丸の間の坂を登った。
こちらが入り口入って直ぐの三の丸の堀。初めから、かなり整備されている感。
田尻の池、箱井戸を過ぎ二の丸脇の坂を登ると本丸に続く木橋が。
橋の下は当然、堀(空堀)になっているが、わざと畝を残して敵の進軍を阻止する仕組みが施されていた。畝堀というらしい。
この構造は始めて見る。
本丸は差ほど広い領域ではなかった。
山中城は山城に分類され、本丸の場所で標高578m。
城下自体が標高の高い場所にあるため、城下から本丸までは100m以内と思われる。(歩いた感覚として)
本丸の北には「北の丸」があり、木橋で繋がっていた。
北の丸は本丸よりずっと広く、長方形をした郭。
城の最北端になり、更に北側は深い堀、さらに外側は険しい山(原生林)となっていた。
北の丸から外側の通路を通り、西の丸へ向かうことにした。
こうして見ると郭と郭を通路で繋げた要塞であることが分かる。
西の丸へ繋がる通路。往時はどうだったかは分からないが現在は木々が生い茂っている。
途中で二の丸と本丸とを繋ぐ木橋も見えた。
こうして見るとちょっとしたダンジョン。
長くなったので、西の丸ゾーンの記事はまた別途。
西の丸ゾーンはもっと見応えがあった。
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2015/10/20159--cfa1.html
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