2015年9月-三島旅行・山中城跡見学(その2)
前記事(その1)からの続き↓
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山中城の西の丸ゾーンから。
郭の回りに堀があり、幾つもの畝が切られているのが分かる。
上の絵図の休憩所から見た空堀。複雑な形状の畝が切られており、形から「障子堀」と言うのだそうな。
見事ですのぅ。敵の進軍を拒む仕組みと思われる。
他には、水が溜まりやすく非常時の水の確保に用いられた模様。
西の突き当たりの箇所。
外側は山々。
ホント、綺麗に復元され整備されている。西端の畝堀です。
西の端を回って南側に回る。
そこから西櫓なる郭へ。
西櫓、回りを盛土に囲まれた領域だった。
往時の想像図がこれである。現代は芝生で整備されているが、当時は関東ローム層の粘土質の土が剥き出しで滑りやすくなっていた。防備の戦術のためであろう。
西櫓は小高い丘になっており、そこから見た北側の障子堀。
次、西の丸へ。西櫓から直接は行けず、堀の外側にある通路から入る。
西の丸から見た西櫓。直接来れないのがお分かりいただけると思う。
西の丸から見る北側の障子堀。
西の丸物見台から見た西の丸。
山中城の中では広い領域。
西の丸からは、少しの中継地点を経て二の丸へと続く。
現在位置はこちら。
この様に、要所要所で絵図や説明板が整備されていて非常に見学しやすい。
逆に迷うことがないので、城本来の複雑さやトリックの仕掛けを堪能するならば、地図無しで見学の方が良いかも知れない。
二の丸との間の堀。
二の丸に続く木橋。
こちらは、西の丸と二の丸の間にある中継領域。
『元西櫓』という名から、ここが昔は西の端で、西の丸以西は後から増設した様な感じがする。
二の丸はかなり傾斜がきつかった。
ここで長い時間駐留は厳しいと感じた。
二の丸の東は、以前見た本丸へと続く木橋。
西の丸ゾーン、山中城の中核を成す重要な部分と感じた。面積も広いし堀も複雑で。
長くなったので付城ゾーンの記事はまた別途。
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