先日、見学した『始皇帝と大兵馬俑』なる展示の記事をUPしておく。
日にちは2015年10月31日(土)。
会場は、上野の東京国立博物館。
入館料は、定価1600円で、前売券(1400円)を予め金券ショップで購入。1380円と若干安かった。
上野公園にあった公式ポスター。
会期は2015年10月27日~2016年2月21日と約4ヶ月ある。
隣には『ワイン展』なる展示のポスターがあり、ひょっとして同じ入場券で入れるのかも。といった淡い期待を抱く。
この後気付いたが、実は、『始皇帝と大兵馬俑』と『ワイン展』は別の会場だった。
『始皇帝と大兵馬俑』・・・東京国立博物館
『ワイン展』・・・国立科学博物館
この建物名称、とても似ていて紛らわしい。
いつもの国立科学博物館に入っていこうとしたら、「これはあちらです。」と係の人に言われて気付いた。
そもそも東京国立博物館なるものがこの世に存在していたこと自体知らなんだ。
ということで改めて東京国立博物館へ。同じ上野公園内にあってよかった(^^
本館の左側に平成館なるものがあり、そこが会場。
展示室内は残念ながら撮影不可。最重要文化遺産だからだろう。
こういう所でよくある音声ガイド(機械から出る説明をヘッドホンで聞く奴)を使うことはなかったが、初めて使ってみた。値段は500円ちょっと。
音声ナビゲーターは壇蜜という人やったね。
展示室は第1会場と第2会場に分かれており、第1会場では、秦という国の興り、中国大陸統一に至る経緯、理由などが学べる。
一例を挙げると、二千年以上前の青銅器(王宮で使われた鐘)の展示、現代でも十分通用するかそれ以上の芸術性を感じたね。
第2会場では実物の兵馬俑の展示。
ちなみに、第1と第2会場の間にお決まりの物販コーナーがある。
兵馬俑というものは、今まで土か粘土の焼物で作られた単なる人形と思っていたが、単なるモノでは全くなかった。
髪の毛の細部にまで精巧に作られているのには驚きを感じたね。
歩兵だけでなく、軽装歩兵、重装歩兵、弓兵、将軍、軍馬と実際の軍隊と同じ形で作られており、8000体もあるとか。(今回の展示はその代表的なごくごく一部)
長い年月で落ちてはいるが、色も塗られていたらしい。
展示室内に一ヶ所だけ設けられた写真撮影コーナー。
こちらの兵馬俑は複製である。
実物の方はもっと重厚感があり、精巧に出来ている。
複製品はわざと雑に作っているのでは?と思える位、差があり、実際行って実物を見ると皆さんもそう感じる筈である。
何故この様な兵馬俑が作られたのか?ということも学べるがキニナル人は会場で。
同じ入場券で本館の常設展示も見学可なので見てきた。
正門を出ると再入場不可なので、一気に見なければならない。(食事も取らずに)
国立博物館というだけあって、国宝や重要文化財がたんまりやね。
教科書でしか見たことのなかった実物が多数。例えば、「見返り美人」とか、「火炎型土器」とか。
一部の物は写真撮影不可で、だいたいが可であったが、多過ぎて時間取られるので、見るだけに専念。
朝10時前に入って、出たの夕方の4時過ぎやったわ(^^
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