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2016年2月 6日 (土)

2016年1月-北海道旅行・厚岸探索(後編)鹿落しのチャシ跡

前記事からの続き。厚岸探索の後編。
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2016/02/20161--ca90.html
国泰寺跡見学の後、厚岸駅に戻りますが、途中にチャシ跡なるものがあったので、見学。
厚岸の対岸の町は民家直ぐ近くまで断崖が迫っていることは前の記事で述べたが、そこには幾つかのチャシ跡があるという。(4つだったかな)
チャシとは・・・アイヌの砦である。

その中で、お供山展望台というのを見つけ、断崖に設けられた階段をひたすら登っていった。
頂上と思われる場所に到達すると少し窪んで開けた場所に出る。


鹿落しのチャシ跡と言うのだそうで。
中央が窪んだU字型の地形。


窪みとは反対側の開けた場所に歩いて行きますと。
写真には撮れなかったが、『ささーっ』と逃げていく集団が。
白い顔のサフォーク(食肉用の羊)の群れかと思いましたが、白い部分はシカのおしりでした。・・・(そもそもサフォークは顔が黒でした。)


そして、1頭だけ群れのボスと思われし巨大角のシカと対峙。と言っても200m以上は離れている。
見えますかね?画面の中央。4倍ズームの望遠で撮ったんやが。
仲間のために安全確認を行っているのでしょう。


解像度を上げて撮ったが、こちらの方が写りが悪いか。
ずっと見つめ合っていましたが、こちらが根負けしてこの場から離れた。
そもそも、下地が緩くて、踏み入ると足が草のぬかるみにはまり込む状態で、奥には進めなかった。・・・鹿にとっての安全地帯なのでしょう、ここら一帯は。


近くにはフンも落ちていた。


鹿を見にここまで登って来た訳ではなかったが、近くで見れて良かった。
頂上からの眺めがこちら。
厚岸大橋とその回りの地形はなかなか見事である。


折角なので高解像度で。


厚岸駅までの戻りはまた厚岸大橋を渡りますが、橋桁に無数の『オオセグロカモメ』が。
ヒッチコックの鳥みたく、彼らに対して恐怖を感じることはありませんが。



橋を歩いていると、時折、『びちゃ、、びちゃ、、』と白いモノが落ちてくる。
これには大いに恐怖を感じね。ハラハラドキドキやったわ、運良く直撃されることはなかったけど(^^;


この後、厚岸駅から釧路駅に戻って、軽く飲みに行きます。今回の旅行、最後の夜。

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