ラスコー展
副題に「クロマニヨン人が残した洞窟壁画」
入場料1600円の所、ヤフオクで期間限定の入場券を910円(送料込)で入手。
こちらが公式ポスター。会場はいつもの上野の国立科学博物館。会期は2月19日まで。
ラスコーと言えばラスコー洞窟の壁画。教科書などで見られたかと思う。
ラスコーに描かれた壁画の年代は約2万年前だそう。それ以前の年代にも別の壁画が存在する模様。
実は日本にも壁画が存在し、最古の物は高松塚古墳で1300年前。
ラスコー壁画に比べたら随分と年代が新しいが、見つかっていないだけでもっと古い壁画があるかも知れない。
ラスコーはフランスにあり、地理的にはフランス南西部。ワインで有名なボルドーに近い。
実際のラスコー洞窟は世界遺産に登録されているが、保存のため現在は封鎖されている。大昔は見学が出来たがその際の見学者の吐く息や空調設備などの影響で壁画にダメージが与えられたそうである。
洞窟は1本ではなく、幾つかに枝分かれした複雑な構造。
洞窟内の模型。場所によって広い空間もあれば狭い空間もあり。壁面が平面でなく凹凸があるのが分かると思う。
洞窟内に入れた時代に撮られた写真だが、壁画の大きさが分かると思う。結構大きい。
高いところを描くのに足場を組んだり、洞窟内は光が届かず暗いのでランプを使用したりと結構道具が使われていた。
そして、ラスコー洞窟は居住のためではなく、ギャラリー(絵画の展示、または、儀式)として使われいていたそうである。
今回のラスコー展の最大の目玉は、最新の技術を駆使した実物大のラスコー壁画の再現。
一部を紹介しよう。写真では小さく見えるが実際は大きくて、描かれた位置も再現され高いところにあったりする。
壁画にはそれぞれ題名が付けられている。
ラスコー壁画を描いたのはクロマニヨン人という人だそうだが、そのクロマニヨン人の生活様式も模型や映像で展示。
ラストはお決まりの物販コーナー。フランスということでワイン、ビーフジャーキー、カレーなど。
このバウムクーヘンは外側に壁画が描かれていてよく出来ていた。
ラスコー展、結構芸術性が感じられて良かった。2万年前の芸術。
興味のある人は行ってみてはどうでしょうか。
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