2008年・アイヌ文化フェスティバル(東京開催)
今日、2008年アイヌ文化フェスティバルに行ってきたので、その記事をUP。
場所は、東京有楽町にある東京国際フォーラム(ホールC)
ちなみに、〔入場無料〕です。
きっかけは、先日、北海道旅行の際に、鵡川のム・ベツ館という所で見たこれと同じポスター。
入場後、1階、2階には、アイヌの民族品などが展示されています。
13:00から開演。
まずは、主催者の谷本理事長からのあいさつ。
最初のプログラム、講演「こどものまなざし」・・・佐々木利和先生
金田一京助博士とつながりのある方だそうです。
内容は興味を引くものでした。
江戸時代からシャモ(和人)の進出で、圧政に虐げられてきたアイヌの人ですが、それでも子供は、好奇心旺盛に、日本語を吸収。・・・異文化を積極的に取り入れる気風がある。
2つ目は、口承文芸 カムイユカラ(神話)。
初めて、生のアイヌの言葉を聞きました。
3つ目、楽器演奏。
木に弦が付いた手持ちの琴の様な楽器、トンコリ、と
竹細工を糸で弾いて、その音を口で響かせるムックリという楽器。
2人が出てきて、それぞれの楽器を演奏します。
何とも言えん、心地よいメロディー。・・・次第にα波が出てきて、うとうとと。(~O~)
ここから、写真はありません。
4つ目、アイヌ民族舞踊。
帯広カムイ トウウポポ保存会の皆さん。
12人の乙女が登場し、2人は歌と手拍子、10人が色々な踊りを披露します。
酒造りの踊り、100年前にバッタが大繁殖した時に踊った踊り、などなど。
小柄でふくよかな乙女達が、かがんだり、飛び跳ねたり。動きが揃っており、いつも一緒の仲良し乙女達といった感じです。
男子は3名、剣の舞などを披露。
最後に、みんなで、輪になって踊り。会場のお客さんもステージに上がります。
16:00に無事、終演となりました。
無料の割に、内容が充実していて、文化の日を前にして、文化的なものに触れることができた日になりました。
写真は、入場者に配られたムックリ。鳴らすのが難しく、綺麗に連続的に鳴らすのには、相当な練習が必要の様です。
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