2015年8月21日 (金)

足尾銅山見学

前記事のわたらせ渓谷鉄道からの続きで足尾銅山の見学。
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2015/08/post-70d3.html

日にちは2015年8月8日(土)である。

再度、地図を掲載。


通洞駅から足尾銅山観光の通洞坑口まで徒歩5分位。
今年のGWに夕張炭坑跡を見学したが、外の暑さに比べて坑道の中はかなり涼しく、短い避暑・・・プチ避暑になるなと思い、関東には炭坑は無い筈だが似たような坑道は無いかなと思い付いたのが足尾銅山見学のきっかけ。
・夕張炭坑跡見学の記事はこちら↓
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2015/06/20155--c70d.html


門の左側に標高617mと標識があり、ここでも下界に比べたら少しは涼しかった。



入坑料820円を払いトロッコ鉄道に乗る。
待合室には、「海街diary」なるドラマの写真が飾られてあり、足尾でロケが行われた様である。


トロッコは15分に1本出ており、不便は感じない。


初めは地上を走るが、やがて坑道の中に入っていく。


中はかなり涼しく別世界である。


やがて突き当たりに到達し、ここで降ろされる。
『後はご自由に見学ください』ということらしい。


サーチライトが設置され、自由に明かりを照らせるようになっている。
見学客何人かで背伸びしたり顔を左に寄せたり右に寄せたりして、角度を変え覗き込む。
ここではそういう見方が正当らしい。
確かに坑道奥深くの空気がうっすらと伝わってくるのを感じた。


『1200km以上の坑道が続きます。』の説明があったが、脇にあった説明板を見ると、一直線ではなく、掘ったわ掘ったわ、よくぞここまで。人間の欲を感じたね。
1200kmは東京-福岡の距離に相当すると。

そして、通洞駅裏手にあったあの山の下を掘っていたと。
「備前楯山」という名の山らしい。



見学コースは、トロッコが来た道でなく脇にそれる形で設定されている。
気温は20℃以下と思う。女性は長袖があった方がいい。
下はしみ出た地下水で常に濡れている。


実は足尾銅山は江戸時代初期に発見され400年の歴史がある。・・・(明治からの夕張炭坑よりもずっと古い)
内部の展示は、江戸時代、明治大正、昭和の3つの時代毎の仕事ぶりが実物大の模型と説明板&音声で分かりやすく解説。


昔使われていた坑道を歩く生の体験。
単なる洞窟でなく、多数の人が働いていたと思われる『念』の様なものを感じる。


後半は資料館になっており、銅の精錬などの解説。


実は精錬工場も、利益のみ追求して川に有毒物質を垂れ流していた訳ではなく、安全対策はしっかりやってきたが、どうしても川に流れ込んでしまった様である。
閉山となった現在でも高額な予算で防毒作業が続けられているとか。


そして、驚いたのが、緑青は無害であるという説明。
普段の生活で、緑青に関わる機会は殆ど無いが、天地がひっくり帰ったね。


先程、トロッコが入って行った通洞坑も間近で見られるようになっている。


通洞駅のネーミングもこの通洞坑から。


足尾銅山、世界遺産登録を目指しているので、見学は早い方がいいかも。
この日も土曜にも関わらず結構空いていた。
坑道以外にも各所に見どころがありそうなので、またの機会に訪れたい。

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2015年8月17日 (月)

足尾銅山見学(前編)・わたらせ渓谷鉄道

2015年8月8日(土)、前日の群馬県立自然史博物館見学の後、高崎に泊まって、翌日、足尾銅山の見学。
余談だが、前日の夜は屋台村、中山道恋文横丁に飲みに行ったが、店が半分位閉めてて、往時の活況さが無かった。白亜紀末期の状態かと。

話を元に戻して、高崎駅から両毛線。
栃木県の小山まで繋がる路線で、途中の桐生行き電車に乗る。
途中の有名所の駅は、前橋、伊勢崎など。因みに群馬県の県庁所在地は前橋市である。
伊勢崎の先には「国定」なる駅もあり、国定忠治にちなんだものなのかは不明。


高崎駅から50分程で桐生に到着。
わたらせ渓谷鉄道なるものに乗り換える。JRではないので、一旦、改札を出て切符を買った。(JRと繋がっているので、改札出ずに車内で切符購入も可能な様子)

終点が間藤駅(まとう)で、足尾銅山見学施設があるのが、足尾駅でなく通洞駅(つうどう)になる。
桐生駅から通洞駅への電車賃は1050円。
因みに帰りは、相老駅(あいおい)で降りて東武鉄道に乗り換え。
通洞-相老の電車賃は990円である。


結構、レトロな車両。ディーゼルカーでした。
この時は1両だったが、2両以上連結の場合もある模様。(途中、すれ違った対向車を見た限り)


車両をもう少し詳しく。中は一応冷房は効いていた。
乗客はまあそこそこ。観光客、地元客が入りじっとる。


概ね1時間に1本といった具合。
大間々というのは、桐生寄りの駅で、ここまでがそこそこ街で、それより先が渓谷となる。

大間々を出ると本当、渓谷の景色になる。
川べりの崖のへりを走ったりして、よくここに線路を引いたなと感心したり。
途中駅からガイドが乗ってきて解説をしたり、車内販売(キーホルダーとか)。
全長5.1kmのトンネルや、落差数十メートルの滝が見どころか。
途中駅周辺にも結構、見どころスポットがある様で、そこそこ乗り降りがある。

車内の貼り紙で気付いたが、1日フリー切符が1850円と、普通に往復するより安く、失敗した。・・・切符売り場でも貼り紙しとけヽ(`д´;)/


桐生から1時間半で通洞に到着。
裏に高い山が迫り、その反対側に細長い町が広がっている構成。


駅近くの町で見かけたポスター、かなりの芸術性を感じる。
キャッチコピーといい、江戸時代の銅銭やカモシカなどの町の特産物などが。


わたらせ渓谷鉄道は殆どを群馬県を走るが終点近くのここは栃木県になり、日光市足尾町。
足尾銅山以外にも各種見どころがありそう。


では、足尾銅山見学はこの次の記事で。

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2014年11月28日 (金)

姫路城見学(2014年)

2014年10月18日(土)、ひめじの黒田官兵衛大河ドラマ館の次は、姫路城へ。
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平成の大修理中ということで、改修して間もないためか、エラく白い。

グランドオープンは2015年3月27日だそうで、それまでは天守およびその周辺への入場は不可。



立派な内堀がまだ残っている。
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石垣は、意外と粗い積み方が多かった。各年代の物が各所にある様です。
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最初の門を入った所には、何故か黒猫が何匹かいた。住みついているのだろう。親子や兄弟姉妹かも知れん。






天守はこの様に一部足場が設けられている。
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黒田官兵衛ゆかりの石垣というのもありましたなぁ。
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古い時代なのか粗い積み方。
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では、お城の有料ゾーンへ。
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天守近くには入れないためか400円と安かった。
大河ドラマ館で貰った割引券で50円だか100円だか割引に。






入れる領域と入れない領域は、この地図で確認して欲しい。
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こうして見ると幾重にも郭と石垣で仕切られた堅固な城。

入場券も官兵衛でしたわ。
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こうして見ると美しいなあ。
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「百間廊下」なる見学建物があり、中に入れる。
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西の丸を囲む石垣の上にある長屋。幾つもの渡櫓で構成されている。
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中はとにかく長い。長い廊下の片側に幾つもの部屋。そこに歴代城主の説明など各種展示。
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曲がりくねった所からは外側の様子が見られる。
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百間廊下の後は、天守近くに。行けるのはここまでであった。
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天守の正面からズーム。白いねぇ。
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帰る頃は、夕日が当たってオレンジ色に。
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全面オープンになったらまた来たいね。









帰りは久しぶりに山陽電車に乗った。
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ここにもヘッドマークに官兵衛くん。


特急に乗ったが舞子公園に停まるようになってたなぁ。明石海峡大橋が出来たからかな。

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2014年11月27日 (木)

ひめじの黒田官兵衛・大河ドラマ館

先月、神戸帰省の折に、今話題の大河ドラマ「軍師官兵衛」のゆかりの地、姫路へ行ってきた。キニナル人もいるだろうから、記事として挙げとく。
日付は2014年10月18日(土)

JRで姫路駅に着いたら、全国的にも有名?な駅蕎麦。
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神戸に住んでいる時は全く知らなかったが、数年前から美味いという話題をチラホラ。






券売機方式で、きつね蕎麦を。
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麺の色が普通の蕎麦とは明らかに違う。







実際、食べてみるとラーメンの麺でした。
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厳密には小麦で出来た麺であろう。

蕎麦のような歯応えはなくちょっとやらかい。
出汁は蕎麦のものだが、この麺とうまくマッチしている。

これはこれで美味しいが、また食べたいか?と聞かれると、どうやろねぇ。。

JR姫路駅ホームからは姫路城の天守が見えた。
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距離的にはこの駅のホームも江戸時代には城の領域だったのだろう。


見慣れぬ播但線や姫新線などの車両を見学した後、改札を出る。


天守に向かって歩きだす。
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遠近法で天守よりもヤマトヤシキの方が立派に見えますねぇ。
ヤマトヤシキ・・・姫路で最も有名なデパートというのを学生時代に姫路出身の友人から聞いたことがある。一人や二人ではない。ユニクロなどが無かった時代、着る物(服や下着)はヤマトヤシキで、というのを聞いた。


そのヤマトヤシキに寄ったら、8階で黒田官兵衛コーナーがあった。
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これは結構、勉強になる。
黒田二十四騎の中の更に重用された家臣に『黒田八虎』というのがあり、その説明も。
善助や太兵衛もその中に。

実はこの後に行く大河ドラマ館よりも、年表や人物説明においてはこちらの方が充実していたので、是非、途中にあるので、寄ってみて欲しい。

お城に向かう間の道は、黒田官兵衛一色ですわ。
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天守のある領域の手前の所に、ひめじの黒田官兵衛大河ドラマ館。
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結構、威容がありますのぅ。
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入場料は定価500円だが、イコカなどのICカードでの支払いで1割引の450円になる。
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スイカも使えます。

期間は2015年1月10日(土)までなので、キニナル人はまだまだ間に合うで~




館内は、2箇所の撮影スポットを除いて写真撮影不可。
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ドラマの衣装や、セット、ジオラマなどを展示。岡田君の説明ビデオの放映など。

まあ、とにかく人が多いですわ。今、話題というだけあって。




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内容的には1時間程で見学可。





では、次に姫路城を見学します。

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2014年9月29日 (月)

JRA馬事公苑・第46回愛馬の日(2014.9.23)

毎年、秋分の日に行われている愛馬の日、今年も行ってきた。
今年(2014年)の秋分の日は火曜日でした。
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世田谷区にある馬事公苑。入苑は無料。

去年の記事はこちら↓
http://ya-ta-chan.cocolog-nifty.com/aibo/2013/09/jra452013923-70.html

愛馬の日に来るのは2年連続、3回目になるが、毎年少しずつ出し物が変わっており、見に来る意味がある。

午前は、以前にも見た母衣引(ほろひき)に、流鏑馬(やぶさめ)。
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キニナル人は、先程リンクした過去記事をどうぞ。








流鏑馬の紹介では、オバマ大統領自ら日本の伝統文化を見たいとのことで『流鏑馬』を希望され、明治神宮で披露したと、誇らしげに語っていた。
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「皆様、一人一人がオバマ大統領だと思い、今日は披露いたします」とも。

スカッと的に当たると爽快やね。





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木の的(紙的よりサイズが小さく難易度UP↑)がパカッと砕ける音も爽快極まりない。
・・・一の的、二の的、三の的と全的中なら更に爽快感UP






午後に入ると相馬野馬追の甲冑競馬。
初めて見るこれがお目当てのアトラクション。
震災でダメージを受けたが、保有馬数は震災前の9割位まで回復したと。
実際の甲冑競馬と比べ、距離が短く直線のみだが、甲冑を着ているにも関わらず、非常にスピードがあり、一瞬で通り過ぎた。


競走は3競走組まれ、写真も撮ったが速過ぎてうまくフレームに入らん。
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←第二競走の優勝者です。









一つ目の動画は第一競走で、次の動画が第三競走。





本場、相馬では7月に行われるらしいが、実際に見に行きたくなった。

少し時間を置いて、相馬野馬追のもう一つのアトラクション、『神旗争奪戦』
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本場の相馬ではもっと人数が多いそうだが、この場では15人の武者が、『神旗』と呼ばれるタスキの様な物を奪い合うというもの。
神旗は、花火で打ち上げられ、上から降りてくる。
どこに打ち上がるかは分からないので、めいめい散らばっているが、打ち上がると落下点目指して武者が突進。


では、動画で。


武者の中には一人、女若武者がいて、16歳(・・・アイコではない)
甲冑競馬の第一競走でも優勝し、馬を駆る前傾姿勢の姿が非常にサマになっていた。
男よりも体重が軽いからか馬も軽やかに走ってたね。

因みに、武者が背負っている旗指物は、一人一人異なり、先祖伝来のものだそう。

神旗は、7本か8本上げられた。本場の相馬ではもっと多いと思うが。

では、動画をもう一丁。



今年の愛馬の日もなかなか良かった。初めての相馬野馬追も見れたし。
来年は何が披露されるのか、楽しみ(^^

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2014年9月22日 (月)

ひだか巾着田de彼岸花(2014)

日本でも有数の彼岸花の群生が埼玉県の日高市にある巾着田なる所で見られるという情報を一週間程前にキャッチし、早速、先日、9月21日(日)に見てきた。
予め巾着田のホームページを見つけて花が見頃であることを確認した上での決行。
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電車のルートを備忘録としてメモしておく。
南武線で武蔵中原→立川
立川→国分寺
以上、JRで390円。
国分寺から西武国分寺線で東村山。
東村山から西武新宿線で所沢。
所沢から西武池袋線で飯能。
飯能から西武秩父線で髙麗(こま)まで。
以上、西武線で410円。
幾つもルートはあるが一番安いのをチョイス。時間もそこそこかからない。(約2時間)
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彼岸花群生期間中は、飯能から臨時列車が幾つか出ている様で、今回がそうだった。スリーナインのデザイン。






髙麗駅に着くと結構な人。見終わって帰ってきて休んでいる人、着いてこれから向かう人。
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ちなみにsuicaなどのICカード利用可。







髙麗(こま)という地名は、昔、髙麗郡というのが置かれていたそうな。
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高句麗という国が朝鮮半島にあって、唐と新羅の連合軍によって滅ぼされ、一部の人が日本に逃れ、関東各地に分かれて住んでいたのを当時の大和王朝が髙麗郡を作りそこに集めて住まわせたのが始まりだそう。西暦で言うと716年でもうすぐ1300年になり、記念事業が行われるそう。



駅から巾着田までは徒歩15分位ですかね。人の流れに付いて行けばよい。
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既に行く途中の道から彼岸花。
この位の数だとどこでも見かける光景。
巾着田ではどうなのかわくわくする。
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何故、巾着田か?
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高麗川(こまがわ)の蛇行した地点の内側が巾着の形に似ているので巾着田。昔は田んぼだったそう。
内側のヘリに群生地がある模様。






高麗川の流れ。
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右側の木々が生い茂っている方が外側。

丸く蛇行しているのが分かる。






群生時期には入園料が必要。300円。
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入場場所は各地に3箇所程あったが、suicaなどのICカードが使えるのはここだけだった。







入って直ぐに群生地。ホンマに群生しとるo(@.@)o
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遙か向こうまで赤い絨毯が続いている。
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群生地は巾着田の中でも大きく2箇所に分かれている。
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早咲き、遅咲きに分かれる様だか、どちらもほぼ満開だった。蕾も結構あったので、これから更に満開になるかも。








中間地点辺りでは、曼珠沙華まつりのおもてなしステージなるものが。
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そして、幾つかの売店。
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味噌、醤油、ハム、ハチミツなんかが名産品の様で、地酒もある。
彼岸花の球根も売っていた。初めて見るが、ちょっと細身でチューリップの球根に似ている。





写真では赤一色の風景で幻想的に見えるが、実際、現地では人がイッパイでそういう気にはなれなかった。
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話し声や足音などの雑念が聞こえてくる。
そういう意味だとなるべく朝早くに行ってサッと見てくるのがいいかも。






こういう角度でこの密度の彼岸花の茎も珍しいかと。
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スモールライトで小さくなってこの下でお花見したら、気分ええやろねぇ。赤なので酔いが回り易いかもやが(^^







外れにある「あいあい橋」まで来た。
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外れと言ってもぐるっと輪になっているのでスタート地点に近い。







橋を渡るには一旦外に出る必要がある。半券により再入場可。
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橋の上からの高麗川、蛇行しているのが分かる。
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上からだと一面赤一色には見えないことが分かった。
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人の目線から見ることで赤一色になるのか。


このままショートカットしてスタート地点には戻らずに、来た方向をぐるっと戻って彼岸花を堪能。





白の彼岸花もごく稀に見ることが出来る。
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全体で一体、何本あるのか?と思ったら、貰ったガイドマップに500万本と。
群生地は長さ5~600mはありますかね。

なお、巾着田の直径は500mだそうです。




白の彼岸花も珍しいが、ピンクの彼岸花が鉢植えであった。
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これは初めて見る。
珍しいがやっぱり見慣れた赤がいいねぇ。



巾着田の彼岸花、なかなか見応えあった。今まで見たことのない密度。目の保養というか目が充血した感じになったわ、赤ばっかりで(^^;

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2014年9月16日 (火)

奥沢蛇まつり大蛇お練り2014

先日の9月13日(土)に見てきた奥沢蛇まつりの記事を。
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世田谷区にある奥沢神社。この神社の前の道はよく通るので、蛇が鳥居に飾られているのは以前から知っている。
毎年9月の第二土曜日に蛇まつりなるものが行われているそう。(少し前に通ったときに幟で知った)

鳥居の蛇は新しくなっており、一昨年の蛇と去年の蛇が交代となった模様。




そして、神社の本殿には今年の蛇。

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今年、去年、一昨年と蛇は三匹居る様だが、一昨年の蛇は見かけなかった。(先週までは鳥居に居た筈だが)






奥沢神社の大蛇お練り行事、なるものが世田谷区指定無形民族文化財に指定されている。
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江戸時代、疫病が流行った際に藁で作った蛇を巡行させたら、治まったという。






神社の近くには蛇神輿があった。
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これが一昨年の蛇の様な気がするがサイズが小さい気もする。
左は子供用神輿。





各地には大蛇お練りコース図が貼られていた。
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10時出発で各町内を回り、12時半に神社に戻ってくる。

蛇神輿と大蛇お練りは別物で別時間です。(同じ蛇まつりではありますが)
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10時ちょっと前には蛇は本殿から担ぎ出され、境内の外へ。
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では、動画で見てみましょう。



蛇ということで蛇行しまがら練り歩く。楽しそうですなぁ。

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奥沢町の各町内を巡行していくが、これが結構広い。
緑が丘駅(東急大井町線)→奥沢駅(東急目黒線)へと巡行。
途中各町内の拠点で御祓いと休憩、担ぎ手の交代などが行われる。




では、再度、動画を。奥沢駅手前辺り。



奥沢駅前まで到達。結構な人出。
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藁の束を抱えて歩く祭りの関係者がいて、藁を分けて貰うとご利益がある模様。家の前で待ち構えていた町内の人達が、藁を少しずつ分けて貰っていた。





巡行コースは、東急大井町線と目黒線が交差した町なので何回も踏切を渡る。
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全行程を付いていく必要あるのか?と途中から思い始めたが、まあ折角だし、ご利益もあるだろうからと自分に言い聞かせて付いていくことに。
出発から1時間40分経過しています。
途中から付いてくる見物人もめっきり減ってほぼ私一人の状態。(家から出てきて見物してる人はいるが)



出発から2時間で東急大井町線の九品仏駅まで来た。
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駅前になかなか良い品揃えの酒屋があったので、店内を物色。また後日買いに来よう。






店内を物色している間に、蛇に結構離されたと思ったが、環八手前で足踏みしている模様。
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話し声が聞こえてきます。







近付いてよく見ると、トラックに乗っているではないか。( ゚Å゚)
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巡行コース図に点線の箇所があったが、そういうことだったか。。
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トラックに乗せられた蛇は、環八を走り去っていった。。
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スマホのナビで検索すると奥沢神社までは徒歩12分と出た。






流石に走って戻ることはしなかったが、戻ってみると既に蛇は本殿に鎮座していた。
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次から次へと多くの人がお参りされてたわ。

大蛇お練り、初めて見たけど、結構長い巡行コースだったことを実感。奥沢の町って広いんやね。
蛇は当然手作りと思うが、どの様にして作られるのか、興味が湧く。
で、この蛇の顔と言うか目が愛嬌あって親しみが湧く。
鼻の穴と耳もちゃんとあるし。

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2014年4月28日 (月)

あべのハルカス

今最も話題?のあべのハルカス。2014年4月12日(土)に行ってきた。
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近くまで来て見えててもなかなか近付かん。相当大きいものと思われる。
横浜ランドマークタワーを抜いて、日本一の高さとか。

建物は、天王寺駅にほぼ直結。
近くまで来るとカメラに収まらん。


エスカレーターで行ける所まで行ってみることにし、14階までは、ショッピングフロアやね。まぁオシャレ系のデパート。
16階に美術館があり、その脇に無料の展望室があった。
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ここは意外と知られていないのか、皆、有料の展望台に行くのか、思った程人は多くなかった。






2方向(2面)のみに開けた空間。
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買い物疲れにちょっと休むのにいいのでは?








16階でも意外と高く、通天閣をやや見下ろす高さ。
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角度的に通天閣は、左側の端っこでカメラに収めるのは無理。






見上げた上の階。
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60階まであるが、ここ16階から見上げる割には高さが足りない気がするのは、見えてない部分があるものと思われ。
最初の写真と比べると、一段細くなった上の部分が見えてないのかも。

16階より上は、オフィスとホテルで、60階の展望台は、1,500円だそうです。
流石にその値段なので、このまま降りてきてしまいましたが(^^;

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2014年4月27日 (日)

四天王寺

2014年4月12日(土)、造幣局の桜の通り抜けの後は、そのまま天王寺方面に南下し、あべのハルカスへ。
途中、上本町(うえほんまち)の餃子の王将で、焼飯と餃子を。
上本町ハイハイタウンなるレトロなショッピングビル内にあった店。
焼飯の味は良かったが店側がスープ付けるの忘れてた模様。(もらい忘れたと言うか)
ラーメンセットの客がいてはったので、それと混同したのだろう。
食べ終わる頃にふと気付いて(と言うか、食べてる途中でスープ無いのに気付いてこの店のしきたりと思ったが、後から入って来た焼飯注文客にはスープが付いていたのを見て確信した)
レジで小言言おうと思ったけど、レジからカウンター席が見えない角度で、戻って説明もめんどいから辞めた。

上本町からまた歩いて、天王寺近くに来ると、『真田幸村博』なるポスターを見かけた。
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これは興味深い。
大坂の陣から400年の記念行事だそうで。
2014年5月4日はプレイベント。
コアイベントとして、2014年11月1日(土)、2日(日)に冬の陣。
2015年5月~6月の2日間(日程未定)に夏の陣。
2015年10月~11月の2日間(日程未定)にファイナルイベント。
都合が付けば観に行きたい。







あべのハルカスまでもう少しという所で四天王寺なる寺があったので入ってみた。
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四天王寺は四天王(多聞天とか)を祀っているものと思われるが、天王寺という地名とも関係してるんかね?
・・・wikipediaによると天王寺は四天王寺の略称と書かれていた。




「亀の池」なるもが結構有名な様で、沢山の亀が。
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亀の甲羅干し場(本来はそのための物ではないと思うが)は、1箇所だけでなく、3箇所程あったが、どれも亀がびっしりで、のんびりと甲羅干しをしている。
泳いでいる亀も多数。泳ぐ姿もゆっくりと優雅です。

見た所、95%以上は緑亀、耳の赤いアカミミガメだった。外来種と思うが、和種が駆逐されてしまったんかね?、子亀が食べられたりとか。

立派な五重の塔も境内にあった。
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中の領域は有料だったので、近くには行かず。
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南側の門には立派な仁王像が。
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聖徳太子が建立と確か歴史で習った気がする割には全体的に建物が新しいのは、再建されたものなのだろう。






では、次、あべのハルカスへ。

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2014年4月26日 (土)

造幣局の桜の通り抜け

先日、神戸に帰省の折に行ってきた大阪・造幣局の桜の通り抜け。
関東(横浜)から夜間高速バスで翌朝、大阪駅高速バスターミナルに着いた。2014年4月12日(土)のことである。
予定では、今話題の『あべのハルカス』に向かう筈であった。
キタからミナミに向かって歩き始めた北新地の地下道で『桜の通り抜け』のポスターを見かけ、丁度開催期間中であったため、南に向かっていた足を東に向け、天満方面へ。
曽根崎通りを真っ直ぐ歩いていく。
やがて大川(旧淀川?)に辿り着き、その畔に造幣局があり、桜の通り抜けの入場口へ。
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入り口は1箇所のみ。
今年2014年の期間は、4月11日(金)から17日(木)まで。
桜の通り抜けは私は初めてで、これ程までに期間が短いとは知らなかった。たまたま来てラッキーやったわ。




桜の通り抜けの全長は560m。一方通行で後戻りはできない。
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門の外からも桜は見えているが、入ってイキナリ、もこもこと咲いた八重桜が視界に広がる。
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華の重みで枝が垂れ下がっているものもあり、目の前や眼下にも桜の華が広がる。
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「わー、きれい」「わー!きれい」の声があちらこちらから聞こえて来ます。

だいたい皆、立ち止まって写真を撮る。




道の真ん中に、中央分離帯の様な領域が設けられている所もあり、通れるルートは一本だけではない。
Cimg97122
そのため、1回では、通れないルートが出てくるため、1回通った後に、もっかい入場口に戻り、2回通り抜けた。
全体の道幅はそんなに広くないので遠目からは全ての桜を眺められるが、通るルートによって見える角度が違ってくる。
正確には分離帯が2箇所の所もあって、全てのルートを通るには3回通り抜けが必要。

いゃ~、ええもん拝ませてもらった。
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帰るころには、天満橋は、これから通り抜けに向かう人の行列が出来ていた。






では、これから、あべのハルカスに向かいます。

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